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【募集】こんなロジックモデルの団体さんの伴走支援をしたいです

NPOの伴走支援のお仕事の中で、ロジックモデルの作成に関わることがよくあります。先日ロジックモデル作成に関する研修があり、その一部をnoteで公開しました。

ロジックモデルをつくることは団体内コミュニケーションにつながる

私の思いとしては、全ての団体さんでロジックモデルをつくってもらいたいと思っています。なぜかというと、ロジックモデルのワークショップを団体の代表さんやスタッフさんに集まってもらって実施することがあるのですが、一番盛り上がるのが、受益者に将来的にどうなって欲しいのか、長期的な変化(ロジックモデルでいう長期アウトカム)を考えてもらうために、話し合うことでぐっと連帯感が増すのがわかるからです。代表、事務局長、事業部長、職員、ボランティアと立場は違えど、受益者にこう変わってもらいたい思いは共通していますから、それが目に見えてわかるのがいいかなと思います。

また、意見を聞く時に、「どうしてそう思うのですか?」と質問すると、それぞれの方のエピソードを聞くことができます。それを皆で聞くことで個人の知識が団体の知識として共有されていきます。

そうした大切なことを共有してから、2年後どうしたいですか?1年後どうしたいですか?今の事業で足りていますか?他にやるべきことありますか?と聞いていきながらロジックモデルを作成を進めていくと、立場の違いから意見が異なることがあるのですが、前段に大きなところで共感し合えているので、前向きに意見交換することができます。

この話合いを通じて「代表はいつも、うちの団体の仕事をほっぽって、他団体との連携ばかり力をいれていると思っていたけど、これからに必要なことをされていたんですね」と代表の日常のふるまいの理解が増したケースもあります。

ロジックモデル作成を通じて、団体内コミュニケーションがはかれるのがとてもいいです。

ロジックモデルの作成支援をしたいなと思う団体さんの特徴

様々な団体さんにこれまで出会ってきましたが、ロジックモデルの作成で関わりたいなと思う団体さんの特徴はこんな感じです。

・代表さんがひとり突っ走っていて、周りがついていっていないが、それをどうしたらいいかわからない団体

・受益者に向き合うことに注力していて、それ以外のことを放っておいたら人がどんどん辞めていって、設立当初の人が代表以外いなくなった団体

・誰かに言われて、代表さんひとりでこっそり作ったロジックモデルがあって、助成金の時はそれを出せているので、体裁は保っているが、いつまでもそれではよくないと思っている団体

・今までボランティアでやってきていてお金はなんとかなっていたけど、いよいよそうも言っていられなくなって、ファンドレイジングしないといけなくなったが、どこから手をつけていったらいいかわからない団体

・このままでは団体の存続がやばいと、実は皆うすうす感じているが、誰も言い出せない団体

・ロジックモデルをなんとなく昨年つくったけど、あれなんだったんでしょうねと、昔話になってしまっている団体

・以前、誰かが作成した、もしくは拝借したロジックモデルの抽象化レベルが高すぎて、誰も具体化できない団体

・自団体の既にある製品やサービスを出発点に、中長期のアウトカムに綺麗に結び付けられているものが年次報告書に載せられているので、図として理解はしているが、それが自分の仕事にどう関わっているのか、いまいちわかっていないが、そんなこと言えない雰囲気の団体

・「社会的インパクト?は?もっとやることあるやろ」とすごむ、たたき上げの怖いスタッフがいる団体

・これまでロジックモデルをつくろうと、周りの人に相談したり、研修をうけたけど、なんか雲に巻かれた感じでよくわからない団体

こういう団体さんとロジックモデルをつくっていきたいです。

私はNPOの伴走支援をしています。このnoteの記事を読んで関心を持ったり、無料相談を希望される方はホームページの問い合わせからご連絡ください。


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