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アクセサリー原案

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imaoriのストアで販売しているアクセサリーの原案です。 中にはアイデアだけで没案も含まれています。
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2024年5月の記事一覧

rakugaki_173「月明かりの下で」

「月見草(ツキミソウ)」は6月〜9月頃に開花し、夕暮れになると咲きはじめ朝になるとしぼんでしまう花です。 メキシコ原産で江戸時代に観賞用として日本に渡来しました。 月明かりの下でひっそりと美しい花姿を見せる「月見草(ツキミソウ)」は繁殖力が弱く、自然界では昭和初期頃からあまり見られなくなり、学術書などには「幻の花」と記されているそうです。 密やかに月明かりだけ美しい花姿を見せる「月見草(ツキミソウ)」の花言葉は、「打ち明けられない恋」「無言の愛情」「ほのかな恋」「うつろな恋

rakugaki_172「幻の紫陽花」

幻の紫陽花「七段花(シチダンカ)」をご存知でしょうか。 江戸時代後期に来日した医師・博物学者シーボルトが自著の中で紹介したものの、誰も実物を見たことがなく標本もなかったことから、長らく「幻の花」といわれてきた紫陽花があります。 その幻の紫陽花が偶然見つかったのは兵庫県神戸市の六甲山で、シーボルトの帰国から130年後の1959年でした。 その幻の紫陽花「七段花(シチダンカ)」は花弁状の萼(がく)からなる八重咲きな装飾花で、先が尖った萼片が何段も折り重なって星が輝いているように見