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ExcelのマクロをChatGPTに教わってみた


ChatGPTで遊んでいると、どうもマクロを学習するためのカリキュラムを組んでもらえるみたいで、試しに組んでもらって教わってみました。実際には以下のように入力してみました。

エクセルのマクロについて以下の条件のもと教えてほしい。
教わる人:マクロについて一切わからない
目標:基本的な内容を理解し、コードをChatGPTに聞きながら書くことができる状態
まずはカリキュラムを組んでほしい。

その結果

マクロについて一切わからない状態から基本的な内容を理解し、コードを聞きながら書くことができる状態になるためのカリキュラムを以下に示します。

1.マクロとは
マクロの概念と目的
VBA (Visual Basic for Applications) の概要

2.Excelのマクロ環境
デベロッパータブの表示方法
Visual Basic for Applications エディタの開き方

3.VBAの基本構文
変数宣言
制御構造(For, If, Whileなど)
関数とサブプロシージャ

4.Excelオブジェクトモデル
オブジェクト、プロパティ、メソッドの概念
Excelの主要オブジェクト(Workbook, Worksheet, Rangeなど)

5.Excel操作の基本
セルへのデータの入力・取得
セルの書式設定
行・列の操作(挿入、削除、非表示など)

6.マクロの実行と管理
マクロの作成と保存
マクロの実行方法
マクロのセキュリティ

7.実践プロジェクト
簡単なプロジェクトを通じて、実際にコードを書いてみる
コードのデバッグとエラー処理


このカリキュラムに沿って学習を進めることで、マクロについての基本的な理解が得られ、実際にコードを書くことができるようになるでしょう。進め方や質問があれば、いつでもお気軽にお聞きください。

カリキュラムだけ見るとガッツリな感じもするが、きちんと読むと基本的かなとか思える。
とはいえ、まともにマクロについて勉強をしてみたことがあるわけではないので、このカリキュラムに従ってChatGPT3.5に教わってみました。
以下では
大見出し:ChatGPTに問いかけた内容
大見出しの下のコード:実際に入力した内容
           (見出しだと改行ができないので)
引用部分:ChatGPTの返答
となります。
あと「小学生でもわかるように」って書くとわかりやすくなるといううわさを聞いてそれも使ってみています。

1、マクロの概念と目的 VBA (Visual Basic for Applications) の概要 Excelのマクロ環境について小学生でもわかるように教えてほしい

1、マクロの概念と目的
VBA (Visual Basic for Applications) の概要
Excelのマクロ環境について小学生でもわかるように教えてほしい

【マクロの概念と目的】 マクロとは、ExcelやWordなどのアプリケーションで、一連の作業を自動化するために記録したプログラムのことです。マクロを作成することで、同じ手順を繰り返し実行する手間を省き、作業の効率化が可能になります。マクロは、複雑な計算やデータ処理を自動化することができ、誤りを減らすこともできます。

【VBAの概要】 VBAとは、Visual Basic for Applicationsの略称で、ExcelやWordなどのアプリケーションに組み込まれたプログラミング言語です。VBAを使用することで、アプリケーションの機能を拡張し、自動化することができます。

【Excelのマクロ環境について】 Excelのマクロ環境では、マクロを作成・編集することができます。マクロを作成するには、Excelの「開発」タブを表示させ、マクロの録画や編集を行う「Visual Basic」を開始する必要があります。Visual Basicを開始すると、プログラムエディタが表示され、VBAのコードを記述することができます。

また、Excelのマクロ環境では、VBAを使ってExcelの各種オブジェクトにアクセスすることができます。例えば、セルの値を読み書きしたり、ワークシートの挿入・削除、グラフの作成、ファイルの保存・開くなどができます。

小学生には難しいかもしれませんが、簡単に言うとExcelのマクロは、Excelの操作を自動化するプログラムのことであり、VBAを使って作成します。

最初読んでいて、小学生にこれわかるのかなとか思っていましたが、やはり難しいみたい。

最後の文でまとめているようにマクロを使えば自動化できるってことだけわかればいいような…(私はそう思っていました笑)

ChatGPT3.5はまじめですな。

2.Excelのマクロ環境デベロッパータブの表示方法Visual Basic for Applications エディタの開き方について小学生でもわかるように教えてほしい

2.Excelのマクロ環境
デベロッパータブの表示方法
Visual Basic for Applications エディタの開き方
について小学生でもわかるように教えてほしい

【Excelのマクロ環境】

Excelのマクロ環境では、マクロの記録や編集を行うことができます。

【デベロッパータブの表示方法】

デベロッパータブを表示するには、以下の手順を実行します。Excelを起動します。
Excelの上部にあるメニューバーから、「ファイル」をクリックします。
「オプション」をクリックします。
左側のメニューから「リボンのユーザー設定」をクリックします。
右側の「メイン タブ」のリストから、「開発」を選択します。
「OK」をクリックして設定を保存します。


これで、Excelのリボン(メニューバー)に「開発」タブが表示されるようになります。

【Visual Basic for Applicationsエディタの開き方】

Visual Basic for Applicationsエディタを開くには、以下の手順を実行します。Excelを起動します。
「開発」タブをクリックします。
「Visual Basic」をクリックします。
プログラムエディタが起動します。


これで、Visual Basic for Applicationsエディタが起動し、VBAのコードを記述することができます。ただし、小学生の場合はVBAのコードを理解するのは難しいかもしれませんので、先生や保護者の方にお手伝いをお願いすると良いでしょう。

まずは設定をしてみようってところ。
それと小学生には難しいってまた言ってる。
まぁ小学生がマクロを使うって機会あるのかな?

そういえばショートカットキーがあったような気がしたのでそれも聞いてみた。

そういえばショートカットキーがあったよね?

はい、ショートカットキーを使用すると、より簡単にExcelのマクロ環境やVBAエディタを開くことができます。

【Excelのマクロ環境を開くショートカットキー】

Alt + F11

【Visual Basic for Applicationsエディタを開くショートカットキー】

Excelのマクロ環境を開いた状態で、 F7

または、 Alt + F11を押した後にCtrl + G

を押すと、VBAエディタが開きます。

ショートカットキーを覚えておくと、作業効率が向上するのでおすすめです。

そうそう、Alt + F11
これよく見る。けど使うときには忘れている笑
「Excelのマクロ環境を開いた状態で、 F7」は使ったことないし、なんなら見たこともない。これは新しい発見ですな。
今後使うかどうかはわからないけど。

3.VBAの基本構文 変数宣言 制御構造(For, If, Whileなど) 関数とサブプロシージャ

3.VBAの基本構文
変数宣言
制御構造(For, If, Whileなど)
関数とサブプロシージャ

【VBAの基本構文】

VBAは、次のような基本的な構文でプログラムを記述します。

【変数宣言】

変数は、データを格納するための箱のようなもので、必要に応じて値を変更することができます。変数を使用することで、プログラムを柔軟に作成することができます。

変数宣言の書き方は、以下の通りです。

Dim 変数名 As データ型

例えば、整数型の変数を宣言する場合は、以下のようになります。

Dim x As Integer

【制御構造】

制御構造は、プログラムの実行順序を制御するために使用されます。代表的な制御構造には、For文、If文、While文などがあります。

【For文】

For文は、指定された回数分繰り返し処理を行うために使用されます。書き方は以下の通りです。

For 変数 = 初期値 To 終了値 Step ステップ数
    処理
Next 変数

例えば、1から10までの数を順番に表示する場合は、以下のように記述します。

For i = 1 To 10
    MsgBox i
Next i

【If文】

If文は、指定された条件が成立する場合に、ある処理を実行するために使用されます。書き方は以下の通りです。

If 条件 Then
    処理1
ElseIf 条件2 Then
    処理2
Else
    処理3
End If

例えば、AとBが等しい場合に「AとBは等しいです。」と表示する場合は、以下のように記述します。

If A = B Then
    MsgBox "AとBは等しいです。"
End If

【While文】

While文は、指定された条件が成立する場合に、繰り返し処理を実行するために使用されます。書き方は以下の通りです。

While 条件
    処理
Wend

例えば、iが10未満の場合にiを1ずつ増やして表示する場合は、以下のように記述します。

Dim i As Integer
i = 0
While i < 10
    i = i + 1
    MsgBox i
Wend

【関数とサブプロシージャ】

関数とサブプロシージャは、プログラムの再利用性を高めるために使用されます。

関数は、ある値を返すために使用されます。書

途中でChatGPTが止まってしまったが、これは1回に出力できる文字数か何かの上限に達したため。「続き」って入力すると続きを書いてくれる。

き方は以下の通りです。

Function 関数名(引数1 As データ型, 引数2 As データ型, ...) As 戻り値のデータ型
    処理
    関数名 = 戻り値
End Function

こんな感じでやっていくのだが…

とまぁのやり取りをしながらマクロを実際に動かしつつやっていくと意外とすんなり理解できるようになっていたり。
もしわからないことがあればChatGPTに聞いてみると答えてくれる。

ただ一つ問題が…。それはChatGPTが時々嘘をつくこと。なので一通りChatGPTで学んだあとはマクロについての本を一冊読むことにしようと思う。

他にもカリキュラムを作ってみたのでよかったらどうぞ。私には少しレベルが高いように思えた(特に後半)のでこれはやっていない。

Chapter 1: Introduction to Excel MacrosExcel Macrosとは何か?
Excel Macrosの利点は何か?
どのようにExcel Macrosを実行するか?


Chapter 2: Getting Started with Excel MacrosVBAエディタを開く方法
マクロの録画方法
マクロの実行方法


Chapter 3: Working with VBA EditorVBAエディタの画面の概要
プロシージャ、変数、およびオブジェクトの基本構造
VBAコードの構文と基本ルール


Chapter 4: Variables and Data Types in VBA変数とは何か?
データ型とは何か?
変数を宣言する方法とルール
異なるデータ型を使用する方法


Chapter 5: Conditional Statements in VBA条件分岐文について
If-Then文とSelect Case文の概要
複数の条件文を使用する方法


Chapter 6: Looping Statements in VBAループ構造について
Forループ、Do Whileループ、およびDo Untilループの概要
ループをネストする方法


Chapter 7: Working with Arrays in VBA配列とは何か?
配列を宣言する方法とルール
配列にアクセスする方法


Chapter 8: Working with Strings in VBA文字列とは何か?
文字列を作成する方法
文字列を操作する方法


Chapter 9: Working with Excel Objects in VBAオブジェクトとは何か?
オブジェクトの基本的なプロパティとメソッドについて
Excelオブジェクトにアクセスする方法


Chapter 10: Event-Driven Programming in VBAイベントドリブンプログラミングとは何か?
ワークシートイベントとボタンイベントについて
イベントプログラミングの例


Chapter 11: Error Handling in VBAエラーハンドリングの重要性
エラー処理について
On Errorステートメントの使用方法

Chapter 12: Advanced VBA Concepts
オブジェクト変数の使用方法
オブジェクト指向プログラミングの基本概念
VBAライブラリの使用方法
VBAクラスモジュールの概要
外部データソースにアクセスする方法

ちなみに練習問題が欲しかったり、例題が欲しかったりしたときは以下のようにChatGPTに入力すると例題を提供してくれる。

マクロで条件分岐文について、例題とその回答、練習問題とその回答を作って

はい、条件分岐文についての例題と練習問題を作成しました。以下に示します。

【例題】 セルA1の値が10より大きい場合、セルB1に「OK」と表示し、そうでない場合は「NG」と表示するマクロを作成してください。

【回答】

Sub CheckValue()
    If Range("A1").Value > 10 Then
        Range("B1").Value = "OK"
    Else
        Range("B1").Value = "NG"
    End If
End Sub

【練習問題】 セルA1に入力された文字列が「apple」と一致する場合、セルB1に「りんご」と表示し、 「banana」と一致する場合は「バナナ」と表示し、それ以外の場合は「その他」と表示するマクロを作成してください。

【回答】

Sub CheckFruit()
    If Range("A1").Value = "apple" Then
        Range("B1").Value = "りんご"
    ElseIf Range("A1").Value = "banana" Then
        Range("B1").Value = "バナナ"
    Else
        Range("B1").Value = "その他"
    End If
End Sub

もしも解説が必要なら、解説してって入力すれば解説してくれる。以下例

コード内にコメントを入れる形で解説して

はい、コード内にコメントを入れる形で解説いたします。

【例題】の解説(コメントを追加):

Sub CheckValue()
    ' セルA1の値を取得
    If Range("A1").Value > 10 Then  ' A1が10より大きい場合の処理
        Range("B1").Value = "OK"   ' B1に「OK」と表示
    Else  ' A1が10以下の場合の処理
        Range("B1").Value = "NG"   ' B1に「NG」と表示
    End If
End Sub

いやぁ、コメント付きってのはすごい重宝しそう。

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