有名企業・ブランドのロゴで採用されているフォント15選
現在、フランス ニースに和と仏を合わせたビストロを作ろうとしている友人のLOGOデザインを作成中でして・・・。
日本のLOGOとまた違い、シンプルなフォントを素材にそのままベースで使ったり、遊びやゆるさをグラフィック要素が強すぎないことが飲食店LOGOでも多い?!ようなので、まずはニースの日本食ビストロやレストランを検索し、探していたところなのですが、有名企業・ブランドのLOGOも参考にしたかったので、以下作成させていただきました!
これは。デザインを普段やっている方というよりも、
あまりデザインが身近ではない方に、ふーんってくらいにみれいただけると幸いです。
はじまり〜
企業のロゴをデザインする際に重要となる要素の一つが「フォント」です。
どのフォントを使うかによってイメージが大きく異なりますので、目的としている企業のコンセプト、イメージしているものに近いものを選ぶ必要があります。
そんなロゴデザインでぜひとも参考にしたいのが有名企業、ブランドが採用しているフォントです。
誰もが知る大手企業でも意外に定番のフォントを使っていたり、既存のフォントをベースにユニークなアレンジを加えている企業があったりと、デザインのヒントが隠れています。
今回は、有名企業・ブランドが採用しているロゴフォントをまとめてご紹介します。
有名企業・ブランドがロゴに使っているフォントまとめ
1.Apple|Myriad
https://www.apple.com/jp/
Appleが2002年から採用しているフォントです。
製品ロゴ、プロモーション、パッケージと様々なものに使用しています。
サンセリフ体のFrutigerをベースにAdobeが開発しており、Adobe製品に付属しているので見かける機会の多いフォントです。
まだまだ歴史は浅いフォントですが、Appleで採用が始まって以降注目を集めています。
2.Rolls-Royce|Gill Sans
http://www.rolls-royce.com/
Rolls-Royceが採用しているフォントです。
彫刻家であるエリック・ギル氏が開発した、可読性にとことんこだわったヒューマニストサンセリフ体です。
Trajan、Baskervilleといったフォントをベースにモダンでレトロなデザインに仕上げています。
家電メーカーPhilip、ウィキメディア・コモンズ、AMDといった企業もGill Sansを使用しています。
PeugeotのロゴもGill Sansをベースにしたデザインです。
3.トヨタ自動車|Helvetica
http://www.toyota.co.jp/
トヨタ自動車が採用しているフォントです。
安定的な美しさを持つサンセリフのローマ字体で、その汎用性の高さから様々な広告デザインでよく見かけます。
またBMV、ルフトハンザフェンディ、パナソニック他、多くの企業が採用しています。
Macの標準フォント、iOSのシステムフォントでもあります。
Helveticaをベースにしたフォントも数多く存在しており、非常に人気の高いフォントの1つです。
参考:http://www.webdesignerdepot.com/2009/03/40-excellent-logos-created-with-helvetica/
4.adidas|Avant Garde Gothic
http://japan.adidas.com/
adidasが採用しているフォントです。
アメリカの著名なタイポグラファー、ハーブ・ルバーリンによるもので、Futuraの影響を受けています。
雑誌『Avant Garde』のロゴとして登場した後、フォントとして発売を開始しました。
一見特徴がないシンプルなサンセリフ体ながら、クールでかっこよく高い人気を誇ります。
AKB48、モービル、初代ファミリーコンピュータでも採用しており、日本でも定番のフォントです。
5.Louis Vuitton|Futura
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
Louis Vuittonが採用しているフォントです。
パウル・レナーが開発したドイツ生まれのサンセリフ体で、ラテン語で「未来」を意味します。
エレガントで可愛らしいフォルムから特に女性に人気があり、使用頻度の高いフォントです。
FedEx、Hewlett Packard、フォルクスワーゲンでもFutura及びアレンジしたフォントを使っています。
6.マクドナルド|Akzidenz Grotesk
http://www.mcdonalds.co.jp/
19世紀に誕生した歴史あるサンセリフ体で、マクドナルドが様々なデザイン活動で採用しているフォントです。
後に誕生したHelveticaのベースという話もありますが、古くからあるフォントのため詳細が分かっていない部分も多くあります。
Helveticaと比較すると非常によく似たデザインですが、下部の丸みがなくシュッとした印象です。
良く見かけるフォントですが、OS、ソフトには付属しておらず、使用する際には購入する必要があります。
参考:
7.DEAN & DELUCA|Copperplate Gothic
http://www.deandeluca.co.jp/
DEAN & DELUCAが採用しているフォントです。
フレデリック・ウィリアム・ゴーディが制作したもので、気品と高級感を持ったエレガントなデザインです。
特徴的なのが小さなヒゲと正方形に近いフォルムで、ロゴに使いやすい見た目をしています。
高級な雰囲気があるのでグリーティングカードにもオススメです。
飲食店、メニュー、パッケージでよく見かけるフォントで、紅茶専門店マリアージュ・フレールも採用しています。
8.Aston Martin|Optima
https://www.astonmartin.com/ja
Aston Martinが採用しているフォントです。
イタリアのサンタ・クローチェにある碑文に影響を受けたローマ字のサンセリフ体で、高級感とエレガントさ兼ね備えています。
化粧品・美容・ブランド関係のロゴ、ファッション雑誌で見ることが多いデザインです。
GUCCI、GODIVAのロゴもベースにOptimaを使っています。
MacのOSに標準搭載していますので、Macユーザーは特に使うことが多いフォントです。
9.Google|Catull BQ
https://www.google.co.jp/
Googleがロゴのベースとして採用しているフォントです。
あまり手は加えておらず、原型を保ったままにデザインしてあります。
違いのあるのは「E」の文字で、その他は色でGoogleらしさを表現しています。
参考:
11.Giorgio Armani|Didot
http://www.armani.com/jp/giorgioarmani
Giorgio Armaniが採用しているフォントです。
一部をカスタマイズしていますが、全体的にはほぼ元のデザインのままロゴにしています。
細い部分と太い部分のメリハリがしっかりと効いており、モードな雰囲気を放っています。
女性的な印象がある華麗なフォントです。
ファッション系のデザインでよく見かけるフォントで、雑誌VoguのロゴもDidotを使っています。
参考:http://ameblo.jp/mojodesign/entry-10900309295.html
まとめ
有名企業・ブランドのロゴフォントをまとめてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
これからすぐに企業のロゴを作りたいと思われている場合には、既存企業の中から自社と似たようなイメージ、コンセプトを持つ企業ロゴを研究すると、アイデアが生まれる可能性があります。
他社が何故今のフォントを使うようになったか、どのような思いを込めているのかを知ることはとても重要です。
ロゴデザインに取り組もうと思った時、ただ闇雲に作業に入ったのではなかなかアイデアが出てこないものです。
ぜひ、既存企業・ブランドのフォントを参考にし、デザインに取り組んでみてください。
紹介したフォントは、利用の前に念のためライセンスの確認をしましょう。
今回は、ferretさんの記事を抜粋させていただきました!
ありがとうございました!
https://ferret-plus.com/1949
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