お酒をやめてみることにしました

思い切ってしばらくの間お酒をやめてみることにしました。

というのも、きっかけはあるものの
最近お酒を飲んで自分に不都合のあることのほうが多くなってきた
と思うようになったためでした。

大きくは以下の3点

1)お酒が弱くなってきた
2)飲んで記憶がなくなることが多くなった
3)酔っぱらうと喜怒哀楽が制御できなくなってきた

というわけでそれぞれどんな具合なのかを書いていきます。

1)お酒が弱くなってきた

30代になって徐々に身体の変化を感じるようになっていたのですがこの点ももちろんそうでした。昔ほど多くも、長くも飲めなくなってきているのを感じました。飲んだ後の抜けも悪くなってきました。逆においしく飲めるようにもなってきたのですが、飲みだすと昔の感覚で無理してでも飲んでしまうために次の日のきついこときついこと。20代の頃は二日酔いさえ楽しめる気持ちで次の日を過ごすこともできていましたが、最近はそれこそ血反吐を吐くような気持ちで仕事に向かったことも何度かwこれはお酒というものに限界を感じている証拠では?と思うようになってきました。昔は酒に呑まれてまえくらいに思っていましたが、それはそろそろ改めねばならぬと思ってきていた30代前半でした。

2)飲んで記憶がなくなることが多くなった

1)に加えてコレですよ。記憶大事。特に責任が大きくなってきている、お酒の事件が多くなってきている昨今。これ責任能力。
自分が何を話したか、後で人をがっかりさせる言動になってはないか、そうであっては嫌だな、と。
落とし前は自分でと思うのであれば、これも改めねば。
そして何より、楽しく過ごした時の記憶がすっぽり抜けているのは非常に残念なこと。
あとで話した時に、「えー覚えていないw」って自分にとってはなかなか孤独と疎外感のある会話なのでした。

3)酔っぱらうと喜怒哀楽が制御できなくなってきた

もうコレが原因と言っても良いですが。
もともと自由にしたい(ワガママ)体質な私は、お酒を覚えた初めもこんな感じでした。
嬉しいことがあると全力で喜ぶのはいいとしても
嫌なことがあれば怒ってしまい罵倒はしないもののプリプリしてしまったり
分かってもらえないと泣くし
楽しければ楽しいでところ構わず大声で笑ったりしてしまう始末
あの頃と同じような私がまたひょっこり顔を出すタイミングに何度か出くわしてきており「あれ、コレ私が嫌いだったやつ」と思うようになりました。
酔っぱらって人に不快な思いをさせたり、迷惑をかけたりするなんて私望んでないのよ。
一緒に飲んでくれる人達は「酔っぱらってるしな」って許してくれるかもしれないけど、それ以外の人達には迷惑だけの賜物なのでした。

今の私に必要なことは「お酒が無くても大丈夫」
と思うこと

考えてみれば、私にとってお酒を飲む必要って何なのか?というと

・「楽しく」コミュニケーションをとるための手段の1つ
・「お酒」という好きなものを楽しむための趣味の1つ
・そして「人生」を豊かにするための要素の1つ

なのですよね。つまりは「楽しくお酒人生」なのです。
上の3つは私のテンションを下げる「楽しくお酒人生」の枠から外れた行為なわけです。
私はお酒を通じて知らない土地でも、知らない店でも、知らない人でも気軽に話せて覚えてもらえるようになりました。
大好きな「ビール」にも出会い、最近のクラフトブームにも乗っかって好きなものをより美味しく楽しむことができるようになりました。
そして、それによって色々な人間観や景色を見ることができて、昔よりずっと自由にふるまえるようになったなと思います。
この価値を3つの原因のためにダメにしたくないな、と思いました。

自由は「自分を由(よし)とする」のだと聞きました。
自分を由とするためには私にはまだ自信が足りないのだよ。
お酒がないとちゃんとコミュニケーション取れないじゃないかとか
たくさん飲まないと楽しめないんじゃないかとか嫌われるんじゃないかとか
呑まないと素直になれないんじゃないかとか
そういう自虐な部分をここで払拭してみたい。
お酒に助けられていた人生からお酒を楽しめる人生にシフトするためには
ここでお酒で通じてきた他者との関係を見直していこうね、と。

そう思ったのでちょっくらお酒をやめてみることにしました。
そしてまた美味しいお酒が飲めるようになりたいです。
美味しいものはたくさん食べたいぞー!!!!!

おわり

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