「アーミー・オブ・ザ・デッド」を観た感想
先日Netflixで配信スタートした映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」を鑑賞。「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「ジャスティス・リーグ」なので知られるザック・スナイダー監督。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ドラックス役で知られるデイブ・バウティスタ主演の今作は、まさにゾンビ系やパニック系好きな私としては久々に大掛かりなゾンビ映画を観ることができ、なかなか楽しめた一本でした〜!
舞台はなんとラスベガス。エリア51から”超極秘”にゾンビを乗せていた車が突然の交通事故。ゾンビたちは自由に身になり、大都会ラスベガスの街を見下ろし、愉快なオープニングソング「Viva Las Vegas」が流れ始めます。次から次へと襲われる人間とそこで戦う主人公たちの紹介シーン。曲と映像のアンマッチさに、なんだかウキウキ。ここからどうなっていくのか期待度大の楽しいオープニングから映画はスタートしました。
物語はそこから時が経ったところから始まります。ゾンビタウンになっている街はコンテナの壁で隔離。生き残った人間たちはその壁の外で暮らし、ゾンビの世界、人間の世界が完全に壁で区切られていました。デイブ・バウティスタ演じる主人公スコットはある日、真田広之さん演じるお金持ちのおじ様タナカに「ゾンビ達が住むエリアの地下に眠っている2億ドルを取り行かないか?」と、儲け話をされます。スコットはすぐ昔の友人を集め、この命懸けプランに必要なパイロット、金庫破りのプロ、怖いもの知らずのYouTuberなどを自分たちのチームに入れ、全員でゾンビタウンに踏み込んでいくという物語なのです。簡単に言うと【スーサイド・スクワッド meets ゾンビ】もしくは【オーシャンズ11 meets ゾンビ】といったところでしょうか・・・。
今作の面白いポイントの一つはやっぱりゾンビ達。「アーミー・オブ・ザ・デッド」ゾンビ達は映画やドラマでよく観るノタノタ歩く脳なしゾンビちゃんではありません。今作のゾンビ達は自分たちのルールがあり、ヒエアルキーがあり、自分たちの王国を作っているのです。まるで野生動物のようにゾンビ同士で唸りながらコミュニケーションを取り、時には感情的になることも・・・。喋りはしないものの、ゾンビ達は眠ったり、馬に乗ったり、時には丁寧にテープを剥がしたりすることもできるのです(笑)
ここまで聞くとちょっとぶっ飛び映画のようにも聞こえますが、パニック映画では必ずと言ってもいいほど出てくる「強い女」「裏切り者」「最後まで自己中なやつ」「最初はどうかと思ったけど結果良いやつ」「最初弱かったけど成長する子」と言ったキャラクター達がちゃんと入ってるところもいい(笑)「ウォーキング・デッド」ファンとしては「フィア・ザ・ウォーキング・デッド」に出てくるジョン役ギャレット・ディラハントも出演している所もそそられます!しかも「フィア・ザ・ウォーキング・デッド」では超いい人を演じているのに、今作ではかなりのクズを演じているというギャップもナイス!(笑)
ゾンビアポカリプスが始まるきっかけのしょうもなさ、ツッコミたくなる様々なシーン、最後のオチといい、久々に「あー映画観たーーー!」という気分になりました(笑)なかなか映画館にも行けず、ムズムズが続く日々に、少し刺激を与えてくれましたよ。お友達や家族とワーワー言いながら観るのにはおすすめです!
ネタバレは含まれませんが・・・
↓ここからは作品を観た後に読むことをオススメします↓
「アーミー・オブ・ザ・デッド」を観た人には是非知ってほしいとある噂をご紹介。
実は今作の一番最初のシーン。立ち入り禁止エリアの看板の前に立つ男性の後ろに二つのUFOのような光が写り、車の出発と共に、その光が車と同じ方向に飛んでいた事、気づきましたか・・・?!
エリア51から運ばれるゾンビ達・・・。お気づきの方もいたと思いますが、ゾンビの目や血が青く光っていることから、エイリアンと何か関係しているのでは・・・!?という噂も出ているそうです。もし「アーミー・オブ・ザ・デッド」続編が出るとしたら次はエイリアンvsゾンビか!?と妄想もしている人もいましたよ(笑)オープニングのそのシーンはあからさまに怪しい光ではあるので、何かしらのヒントになっていることは間違いありません・・・!続編はありえるのでしょうか・・・!是非楽しみに待っていたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?