見出し画像

「間合い」を大切に 〜子どもたちが主体的に活動するために〜

環境を整えるのは教師だけではありません

「曲がっているから直してあげる。わたし1人でできるから、
 先生はあっちに行っててね」
そう言って廊下に飾ってあるフレームを直す女の子です。先日、フレームを飾るお仕事を彼女に手伝ってもらったことを覚えていたのですね。

イマココモンテッソーリの教師はクラスの準備、環境を整えることを大切にしておりますが、このように子どもたちがクラスを整えることに、ひと肌脱げる環境づくりについても考えをめぐらせております。

気づいて動くことが大切

なかなか完璧に環境を整えることは、大人にも難しいことですが、
何が大切かって、何かを改善しようと心を配ることです。
より良くしようと。
もっとこうしたら気持ち良く過ごせるかもしれない
と気づき、自分の体を動かして考え、工夫することが大事なのです。

「間合い」を大切に

当スクールでは
子どもたちが気づくこと、動くこと、考えることができる
「時間」「空間」といった「間合い」を大切にしています。
ゆとりのある「時間」と「空間」があれば、子どもたちには難しいと思えることも任せられるようになります。

一人前として力を尽くす機会を

完璧は求めず、できるところから少しずつコツコツと。
遊びではなく、真の生活の場で、主体的に活躍することを子どもたちは求めています。
社会や家庭の一員として、役に立てることが子どもたちは嬉しくてたまらないのです。
そんな子どもたちの心の声に耳を傾け
当スクールでは、一人前として子どもたちの力を大いに発揮してもらっています。