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スパルタ伊勢旅行(2)船に乗って海へ出ました

実はうちの5歳の娘、3歳の息子は、ともに小さなころから水がとても苦手。私は水泳部だったのに、なぜそうなってしまうのか。

娘が公園のじゃぶじゃぶ池に入れるようになったのは、3歳を過ぎてから。息子にいたっては、プールに行ってもプールサイドで見学。じゃぶじゃぶ池も泣いて入らないという、筋金入りの水嫌い。

早く水を好きになってほしい!海のそばで過ごせは、好きになってくれるかも…。今回、伊勢に旅行に来たのは、そんな目的もありました。

初日は、ゴーリキマリンビレッジさん主催の「船で海遊び」的なツアーに参加。小型船で沖へ出て、釣りをしながら無人島へ。周辺で魚や貝を探したり、海に浮く練習をしたり…。海に親しむには、ぴったりです。

穏やかな伊勢の海。猛暑の中、出かけました

少し心配していましたが、娘も息子も積極的に船に乗り込みました。関東とは違ったきれいな海に安心したのでしょうか。とはいえ、このところ大雨が続くこともあったようで、山からの濁流で海が汚れていました。

人の手によって、山も土地も農地やスギ林になってしまい、大雨に堪えられなくなった土が土砂となって海へ流れ込んでいるそうで…。

しかし、さすが伊勢の海。少し沖に行けば海はきれいで、10分ぐらい竿を出しただけで魚がたくさん釣れました。お昼ご飯のお土産には十分です。

無人島の浜辺で海遊び。水嫌いの子供たちも、海に積極的に入りました

釣りのあとは、無人島に上陸して海遊び。最初は怖がっていた子供たちも、少しずつ海に入り、気づけば救命胴衣を浮き輪にしてぷかぷかと波に浮かんでいました。プールより、海のほうが水に親しみやすいのかも。

お昼過ぎまで遊んだら、また船に乗ってゴーリキマリンビレッジへ。ゴーリキマリンビレッジに参加した人は、だいたい13時過ぎから、少し遅めのランチタイムが始まります。釣ってきた魚は自分たちでさばくのが基本。拠点になっているテラスの水道には、魚をさばくための大きなまな板があって、子供でも作業しやすくなっています。

魚の処理に理想的な環境
ベラがたくさん…。関東人にはキツいものがあります…

この日はベラやシロギスがたくさん釣れたのですが、実は関東ではベラは釣れてもリリースします。食べる習慣がありません。しかしここ、三重では、スーパーに売っているぐらいなじみのある魚だそうで…。持って帰ってきましたが…やはり勇気が出ない。子供たちに食べてもらいましょう。

この日はこのほかに、近くで獲れた鹿肉(だったかな)の入ったトマトシチューも出て、おなかいっぱいになりました。あんなに水が嫌いだった子供たちも、食事が終わると「また海に行きたい!!」と大騒ぎ。

海がきれいですね

疲れた体にムチ打って、夕方は近くの海水浴場へ。

子供たちは、ああっという間に海が大好きになったようです。

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