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おりがみ好きにも種類がある?

前にも書きましたが、3歳の息子はおりがみが大好き。5歳の娘もおりがみが大好きなのですが、息子の「おりがみ」とは何かが違う。

娘のおりがみは、1枚の紙で立体的な作品を完成させるいわゆる「おりがみ」ではなく、どちらかというと工作。おりがみを、自在に切ったり貼ったりしながら、自分の作りたいものに近づけていく。色紙工作、といったところでしょうか。

娘の作品。お寿司を作ったり、プリンセスなど人物も作る

細かなところまで表現していて、最近は完成度も上がってきたように思います。自由度も高いので何でもあり。作業が平面的なので、絵を描く感覚で作っているのかなと思います。

一方の息子は、1枚の紙を手順に沿って正確に折り、立体を完成させます。こちらは正真正銘の「おりがみ」といったところ。娘のために買った折り紙の本も、結局は息子が愛用して、毎日穴が開くほど見ています。

一人で黙々とおりがみを折る息子。家具が大好き

息子は家具が大好きなようで、おりがみの本から家具ばかり選んで折っています。チェスト、机、いす、ピアノ、テーブルなどが最近のレパートリーで、いすなんかは100回は折ったのではないかと思います…。

おりがみって、かわいい印象なので女の子の遊びとばかり思っていましたが、立体をイメージしながら作っていることを考えると、男の子的な遊びなのかもしれませんね。さらに息子はおりがみを量産するようになって、飛躍的に手先が器用になり、絵も力強くなってきました。

そこでふと、思いました。

もしもこの2人の作風が混ざったら、どうなるのか…。

答えは、息子の作品を、娘が絵の中に落とし込んでいく、でした。

ヨットは海に浮かんでいます

息子が得意のチューリップやヨットなどを量産し、それを娘が、画用紙や色紙に貼って絵を完成させていく…そんな作業を行っていました。なかなか考えますね。

これ、作品としては面白いんですが、セロテープで貼ってしまうため、先日書いた「おりがみの再利用」ができないんです。それがちょっと残念なのですが…。壁に貼って、毎日鑑賞しています。

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