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マッドマックス:フュリオサ

『マッドマックス』見てきました。
『フュリオサ』です。

相変わらずの世界観。
全てが失われて荒涼とした地球。
弱肉強食の世界。
強くなければ生き残れない。

めちゃめちゃな世界です。。。


「世界戦争であらゆる文明が崩壊した」という設定ですが、逆に言うと近代以前はこんな感じだったんだなとイメージできます。

戦国時代とか、たぶんこんな感じ。
庶民も生き延びるのって大変そうだなぁ。

「国家」が成立する以前

国家なんて大きな概念はイメージできなくて、目に見える範囲で仲間を作って村や都市ができるわけです。

とにかく食わせてくれる人についていく。
守ってくれる人についていく。

そんな世界ですよね。

何らかの力を持った者がその地域の支配者になります。
この世界には、そうやって都市ができています。

砦。
ガスタウン。
バレットファーム。

この3つの都市が取引をしながら秩序を保っています。

砦では、野菜などの食物が栽培されています。
ガスタウンでは石油などのエネルギーが。
バレットファームからは武器・弾薬が。

3つの都市がこれらを物々交換するという互助関係が築かれています。
それで、均衡が保たれているわけですね。

確かになぁ。
食べ物と、エネルギーと、そして武器と。
国として成り立つには、最低でもこの3つが必要ですよね。
(鉱物とかもあると思いますが。。。)
「国とは何か」を考えさせられます。

この3つを自国で供給できるアメリカとかロシアはすごいですよね。
超大国です。
そりゃ長く戦争できますよ。


ですが、、、

ディメンタスという、今回一番の悪役がいらんことします。

しくじり社長ディメンタス

この人、本当にダメダメ。

何がダメかというと、ちゃんとマネジメントできない!

せっかくガスタウンを占領・統治しても、住民から支持が得られなくて、暴動が起こってしまう。

最悪です。。。
こんな人が社長とか知事になったら大変です。

困った社長。ワンマン社長。しくじり社長。

起業家だけど経営は無理なパターンですね。

組織を大きくしたい起業家の皆さまは、ぜひ、ディメンタスさんから学んでください。



で、、、
この『フュリオサ』というサブタイトルは何かというと、主人公の女の子の名前です。

フュリオサはどうして・・・

この女の子が、とにかくめっちゃ執念深い。

何年もかけて復讐するし、何回振り出しに戻ってもあきらめない。
普通だったら途方に暮れますよ。

実は、事前情報なしで見に行ったので、見終わってから知ったのですが、フュリオサというのは、前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の主人公の1人です。その若いころの物語ということですね。

『マッドマックス』は、1、2、3しか見てませんでした。
前作がわからない。。。

どうも、『怒りのデス・ロード』は評価も高くて、アカデミー賞もいろいろ取っているみたいですね。今度見ます。


で、よく分からんけどおでこが黒い!!

なんやねん!
なんで黒いねん!
たぬきか?!

なんで黒く塗るんだろう。。。
とても黒いです。

インクレディブルファミリーなのか??

「タヌ機」をドラえもんに出してもらったのか??

まあ、途中から黒くなるんですが、、、
「おでこを黒く塗る理由」が本作で明らかになります。

ちょっとネタバレですが、これ、ある人のマネなんです。
戦う時はおでこを黒く塗ります。

軍隊のカモフラ的なやつか?


きっと、前作を見ている人は、
「ああ、なるほど。これが原点か」
と思うのでしょうが、、、

「じゃあ、その人はなんで黒くしてたの??」
っていうのが謎で終わるパターンやん!


『インディ・ジョーンズ』で、ヘンリーとかオックスが、どうやってそんな謎をすでに解いてたの?!っていうのと似てます。

この手法は、そこをうやむやにできるから便利なんですが。。。


一度気になったら、なかなか忘れられません。

いろいろググってみましたが、軍隊で「おでこだけ黒く塗る」というフェイスペイントはうまく見つかりませんでした。

元ネタは何だろう。。。


う~ん。う~ん。

おでこが黒い軍隊。

おでこが黒い兵隊。

おでこが黒い、、、


考えられるのは「のらくろ」ぐらいですね。。。


猛犬連隊所属です!!

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