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何かごめん清少納言

春はあけぼの 夏は

夜?




空はあけぼの 

春は明け方が良くて、夏は夜が良いって言ったんだって、清少納言は。今の日本の景色みても同じこと言うんかな。まあ言わんだろうな。そもそも、春いつ?4月だけど既に暑くない?って俺らみたいに文句ばっか言うに決まってる。

てかここは本当に日本なのかと疑う可能性もある。日本ってしっかり四季あるみたいな頭で来られそうだし。100年後とか、春って季節そのものが歴史の教科書に載ってたりして。仮にそうなったら桜はちゃんと咲いてくれるんだろうか。入学式は。春休みは。花見は。卒業ソングは。春には人が意地でもなくしたくなさそうなものが勢揃いだからなくなりはしないだろうけど、結局景色が大事だったりしますからね、日本人は。
そう、話を戻す。清少納言は、春は明け方が良くて夏は夜が良いと言ったらしい。でも自分の中では夏は断然夕方じゃねえかなと思っています。

「春はあけぼの~」の音読の授業の帰り道、そうまさしく夕方、空が油絵みたいだった日。自転車で鳥の群れがいる場所を通ったんだけど、そしたらその鳥達が一斉に飛んでったんですよ。ぴしゃ~~~みたいな。
その時に自分は清少納言には同情できないなと思いました。
それだけ。
俺のこの感性って清々しいほど田舎臭くて、湿気もひどくてジメジメしてる。地元を離れてから見た目も多少は変わったし方言もなくなりつつあるけど、それだけはまだ消えそうにないんです。てか多分一生。でもそれでいいっす。もうなんか、それでいいっす。

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