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私のお料理ノート

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作り方を詳しく解説しているレシピをまとめています。ご質問もお気軽にどうぞ。
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2020年6月の記事一覧

大蒜の香りがそそる、ねっとり塩鰹のたたきの作り方

元々鰹を自分でさっと焼くのが好きだったのですが、今年は、半日〜一晩、塩じめしてから作っています。 というもの、鰹が安く売られているときに限って、もうその日のご飯のお支度を済ましてしまっており、しかし、このお買い得を見逃すことは出来ない…!という機会が多かったのです。 試しに保存のために塩じめしてから、冷蔵庫に仕舞ってから作ったら美味しいこと!すっかり気に入り、こればかり作っています。 塩味がつき水分が抜けねっとりとした食感、大蒜の香ばしい香りをオイルと共に纏った鰹は、ご馳

シンプルな梅干し、甘い香りを閉じ込めた梅ピュレの作り方

今年もだいたい、梅仕事の目処がついて来てほっとしています 毎年行っていても毎年違う梅事情。 今年は良いものはとっても良かったけど、平均値として大変であったという感想です。 とはいえ、ここ最近の記録を振り返ってみると、そういう印象を持つ年が増えてきています。 今年は暖冬だったため、木熟する前にポロポロと落ちた梅も多かったです。落ちた梅にはすぐに虫がついてしまうので、梅農家さんもご苦労が多かったことと思います。毎年毎年、梅が我が家にやってくることに感謝です。 今年も会えた!待っ

あと1品の人気者。5分で胡瓜のナンプラーマリネ。大したことではないのだけど。

うーん、あと1品!という時に、これからの季節にありがたいのが胡瓜です。 この胡瓜のマリネは、ご飯を食べる直前に作っても味がしっかり馴染んでくれて、覚えておくと心強い1品です。 子供達も巻き込んでのお味見であっという間に無くなってしまいます。 (材料) 胡瓜 1本(120gほど) オリーブオイル 大さじ1 ナンプラー 大さじ1/2 胡瓜は一般的な大きさですが、調味料の増減が気になる方は、胡瓜の重さを量ってみてください。大体同じなら大丈夫です。 胡瓜を洗い、ピーラーでリボン

ちょっぴりの工夫で、握り寿司を作れるなんて、面白いでしょう?

ここ最近、息子から苦行の仕打ちを受けています。それはお寿司の絵本を延々読まされること。(今日寝る前もでした!) その絵本とは、大森裕子さんの「おすしのずかん」です。 https://www.hakusensha.co.jp/books/9784592762034 この「おすしのずかん」は子どもが読んでも、とっても面白く、くすりと笑ってしまう展開なのですが、大人にとってはめくるめくる美しいお寿司とお魚のイラストに「ああーーーもう今すぐ食べたい!」という食欲をぐさぐさと刺激する

美味しい食材だけだから間違いない、トウモロコシのオムレツ

この季節になって、トウモロコシが出始めると必ず作るオムレツです。 味の決め手はメープルシロップ。優しい甘さが、トウモロコシを引き立てます。 そこにチーズが入ると、私の大好きな甘塩っぱい! ぷちぷちしたトウモロコシ、卵のしっかりした味わいも、食欲をそそります。美味しいものだけ使えば美味しいものが出来るって、千鳥が言ってました。 副菜やおもてなしの温かい前菜、今日は半熟に仕上げましたが、きっちり火を通す仕上げにするとお弁当にも使えます。 形が崩れても、火が入りすぎても、どう作