福井県にてイタリア人蔵人ととの出会い

2024年1月9日 21:02

先日福井県にタルイカなるモンスターイカがいると聞きつけて、タルイカハンティングに遠征してまいりました  

東京から気合を入れて車で遠征したためだいぶ早く到着してしまったため港の周りを散策することに  Googleマップを見ると釣船から僅か徒歩５分のところに酒蔵を発見　

  日本酒好きな私にとっては願ったりの大発見  三宅彦右衛門酒造という酒蔵でした  蔵の中を見学していると外国人の方の写真がちらほら  外国人の方も働いているんですか？
と聞くとイタリア人が働いているとのいこと

  なぬっ！

 イタリア人！ とテンションがあがってしまうのはイタリア料理人の職業病でしょうか（笑）

  ということで偶然にも イタリア人蔵人に会いにいくツアーにもなりました 

こういった予期せぬ旅先での出会いは旅ならではの面白さがありますよね

 お話させていただいたのはイタリア人蔵人のジョバンニ・ムニッキさん  創業享保3年から300年あまりの歴史を誇る福井県の酒蔵を守っている一人はなんとイタリア人

なんだか嬉しい気持ちになります

イタリアと日本を繋ぐ活動にもなっているジョバンニさん
シンパシーを感じずにはいられませんね

  若狭湾と三方五湖に挟まれ、地元の漁師さんたちに大切にされてきた三宅彦右衛門酒造 

購入させていただいたのは この土地の昔の名前に由来して”早瀬浦”と名づけられた 代表銘酒【早瀬浦】の搾りたてと、出来立てホヤホヤの香り高い酒粕

すっかり酒蔵のお話になってしまいましたが、しっかりとタルイカも釣り上げられました  最大１２キロ超えのモンスターをGET!!　

 ファイト時間は３０分近くとなり、個人的にはかなりの長期戦となりました  釣り上がったタルイカは三宅彦右衛門酒造の日本酒で伸ばした酒粕でマリネをして、早瀬の恵みと私たちの出会いを表現した冷菜に仕立てあげました 

早瀬がぎゅぎゅと詰まってしかも、イタリア的な出会いも乗った日伊の架け橋となるような一皿を目指した一皿をご用意させていただきました  

ぜひお土産話とともにお召し上がりいただきたいです

  ちなみに余談ですが、蔵内の井戸水は発酵力が強いそう この井戸水を使って天然酵母を造り、パンやパネットーネにしたら最高に面白そう

井戸水を譲ってもらえないか聞いてみよう

いいパンが焼けたらジョバンニさんに送りたいですね

購入していただいた代金はさらなるイタリア文化の普及に使わせていただきます!!