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アカトラギスはめちゃくちゃ美味い。

先日甘鯛の外道で釣り上がった相模湾のアカトラギス
釣船は
@shouzaburo_hiratsuka

相模湾は日本でも有数の豊かな海域として知られ、黒潮の影響を受けて多様な魚種が生息しています。この中で、アカトラギス(学名:Parapercis aurantica)はあまり注目されることが少ない魚ですが、実はその価値を再発見する動きが進んでいます。アカトラギスは底引き網漁などで混獲されることが多く、市場では雑魚扱いされがちです。しかし、その白身は上品で淡白な味わいが特徴で、さまざまな料理に活用できる可能性を秘めています。

アカトラギスの特徴と相模湾の恵み
アカトラギスはその鮮やかな赤色の体色と独特の模様が美しい魚で、平均的な体長は約17cm。特に相模湾で釣り上げられたアカトラギスは新鮮さが際立ち、その食材としてのポテンシャルは計り知れません。黒潮の恩恵を受けた相模湾の魚は、豊富な栄養を含む海水で育つため、脂の乗りや味の深みが他の海域のものとは一線を画します。

アカトラギスの料理法

アカトラギスの魅力は、その多彩な調理法にあります。中でもおすすめは天ぷらです。新鮮なアカトラギスをサクッと揚げたフリットは、外はサクサク、中はふんわりとした食感を楽しめます。塩を軽く振りかけて食べると、その上品な旨味が一層引き立ちます。また、マリネや塩焼きなど多様な料理で楽しむことができます。特にマリネでは、その淡白でクセのない白身が、どんなソースや調味料とも相性抜群です。

環境と地域のつながり

アカトラギスを楽しむことは、地域の漁業や文化を守る一助にもなります。相模湾の漁師たちは、自然との調和を大切にしながら持続可能な漁業を続けています。
地元で採れる魚を地元で消費する「地産地消」は、輸送による環境負荷を軽減するだけでなく、地域経済の活性化にも寄与します。このような取り組みは、漁師や消費者が共に自然を守る意識を育てる大切なステップです。

アカトラギスとの新しい出会い

アカトラギスの魅力に気づくことで、私たちの食文化に新たな視点を加えることができます。その上品な味わいと調理のしやすさは、日常の食卓にも特別な一皿にもぴったりです。例えば、親しい友人や家族と過ごす食事のひとときにアカトラギスを提供すれば、話題を呼び、楽しい会話が生まれるでしょう。
普段見過ごされがちな食材が、特別な瞬間を彩る存在に変わるのです。

個人的にはキスより、アカトラギスの方がスキ。

甘鯛の外道には夢がある。

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