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僕はなぜ結婚に消極的なのか

97年生まれが感じる結婚に対する違和感
結婚に消極的な理由について書いていきます。

※最初に断っておくと、自分は結婚に向いている性格の人と向いていない性格の人がいると考えています。
全ての結婚を否定している訳ではないことを了承願います。

ちなみに彼女はいません

僕の現状

長くなるので結論から言うと、
今の自分の気持ちは「結婚しないかな~」です。

彼女がいない自分が結婚について悩む必要があるのかと頭では分かっているのですが、結婚の2文字から逃れるのは難しくどうしても考えてしまいます。

子供が欲しかったら結婚に舵を切れますが、自分は「子供が欲しいかどうか分からない」というのが今の気持ちです。
子供は好きですが子育てとなるといいことだけではなく苦労もあります。

長くなるので次から項目ごとに書いていきます。

結婚したい理由
1. 年を取ってから子供が欲しいと思ってもかなわない
2. 好きになった人が既婚者なら告白すらできない
3. 上手くいった結婚なら独身より幸せ
4. 今の僕みたいに結婚について悩まなくていい

今の自分が考える結婚したい理由は以上で、特に子供が一番大きな理由です。

男性でも高齢の出産となると子供の病気リスクが上がりますし、子供と過ごせる時間も少なくなります。
なにより結婚相手が見つかりづらいでしょう

結婚しない理由
自分は結婚がめちゃくちゃ怖いです。
怖さを表現するなら、道具なしで学校の3階から飛び降りぐらいの怖さがあります。
それぐらいただじゃ済まないと思っています。

何故そんなに怖いのか理由は以下です。
1. 社会的責任の怖さ
2. 自由に制限がかかる怖さ
3. 決まり事に対するストレス
4. 自分の時間、空間の消失

項目ごとに詳しく説明します。

1.社会的責任の怖さについて
世間的に「男は家族の大黒柱になる」という価値観が強いと感じています。
実際に、夫には自分より稼いで欲しいという女性が85%程のようです。

これには多くの男性がプレッシャーを感じていると思います。
職場がしんどくても転職できなかったり、残業して稼がないといけない状況になったら自分は精神的に追い詰められそうです。

実際に男性の自殺率は女性と比べて倍以上の差があります。
男性の自殺率と失業は非常に強い相関関係があります。

2. 自由に制限がかかる怖さ
これは男女というより、個人の差が大きいと思いますが行動に制限がかかります。

独身の時は自由に遊べていた人も、結婚後は同窓会にすら行けなくなる可能性があります。
趣味に使っていたお金に制限がかかる人も多いと思います。

「行動に制限がかかる」これは個人的にかなり嫌です。

3. 決まり事に対するストレス
個人差はあると思いますが疑問に感じるは人は多いと思います。

高価な婚約指輪
長期休暇で相手の実家に行くストレス

結婚することで良くも悪くも行事は増えると思います。

4. 自分の時間、空間の消失
これはお互い様ですが、一人の時間や空間が欲しい人にはかなりのストレスになると思います。

落ち込んだ時、誰かに話すより先に一人になりたいタイプはしんどいと感じるタイミングがくると思います。


これ以上は書きませんが自分は他にも不安なことが沢山あります。
書きながら自分でも結婚できないだろなーと実感します。

親がロールモデルではない

大前提として自分は親にめちゃくちゃ感謝しています。
大学まで行かせてもらえたし、喧嘩はあれど本当に面倒を見てくれました。

しかし、自分が親と同じ様になれるかと問われると悩んでしまいます。

母は朝早くに朝ごはんとお弁当を作り、仕事から帰ると夜ごはんの準備
父は家を出てから帰ってくるまで12時間以上、自営業で土日も働いていたので殆ど仕事をして寝る生活です。

両親は結婚して幸せだったのだろうか?と思ってしまいます。

育った環境は人それぞれだと思いますが、親のような結婚生活が理想と言う人はどれ程いるのでしょうか?

理想の結婚生活とはどんな生活なのか、実現可能なのか自分は分かりません。

無理筋な理想の結婚相手 男女と女男

家族像や恋愛観は時代と共に変化していると思います。
二世代が同居していた拡大家族から夫婦のみの核家族へ
お見合い婚から自由恋愛へ
専業主婦の母と亭主関白な父から家事も仕事も分担へ

価値観は時代と共に変化しており、今の20代、30代は親からさらに変化していると思います。

具体的には結婚相手に求める条件で、女性は男性に家事能力を求めるようになり、男性は女性に収入を求めるように変化しています。

ただ過渡期と言うのでしょうか、
女性は亭主関白を嫌い、女性らしい男性を求めているのに、収入を求め、リードしてくれる男らしさが好きな人が多いです。

男性は女性に労働力を求めながら、家事能力を求め、自分を立ててくれる大和撫子の様な女らしさが好きな人が多いです。

そんな遺伝子組み換えみたいなことが出来るのでしょうか?

これは自分の考えですが、性格は部品みたいに一部を入れ替えることは出来ず、一部が変われば他も連動して変わるものだと思います。

もちろん女性らしさと男らしさを上手に演出できる人も一部いるでしょうが、自分は殆どの人が無理だと思います。

最後に

結婚は本当に人によると思います。
結婚の良し悪しを他人が決めることは出来ませんし、他人が押し付ける物では無いと思います。

もちろん自分も押し付けるつもりはありません。
今回の話もゴミ箱に捨てるつもりで書いてます。

ただ、同世代の方は結婚について本当に悩むと思います。

既に結婚した人も、子育てやローン、夫婦関係で悩んでいるかもしれません。

個人的にはどんな夫婦の形もありだと思います。
祖父母世代から親の世代で変化したように、価値観は変わり続けるものだと思います。

きっと令和に産まれた世代からしたら今の価値観も一般ではなくなります。

社会で常識とされる世間一般は大切だと思いますが、結婚は二人の関係なので世間一般と比較しても仕方がありません。

個人的には二人の考えや気持ちをすり合わせて、二人の価値観を作った方がいいのかなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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