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介護士の社会的地位をもっと上げる

過去の経験

私は、10代の頃に老人保健施設で働き始めました。初めての介護現場で、全く介護福祉のことを知らない状態からスタートしました。
初めは、張り切って頑張っていたものの。威圧的な上司や、マウントを取り合う人も多く、仕事は流れ作業になり、正直、楽しいものではありませんでした。
早く終わらんかなと思いながら時計ばかり見ている自分に腹が立ったり。
仕事を早くこなす事を優先させられ、利用者さんとの関わりも面倒になり、
何より頑張っても報われない、閉鎖的な環境で、成長を全く感じられないことがとても苦痛でした。さらに、給料は月に10万円程度。休みは月に7日。7時間勤務だったことを考えても、かなり悪かったと思います。
その施設が自分の中での「介護の仕事」のイメージになってしまい。すっかりやりがいを感じられなくなってしまいました。
その結果、介護の仕事が嫌になり、全てを投げ出したくなり、職場に行くことができなくなりました。当時は、二度と介護の仕事なんてやるか!介護の仕事なんてどこもこんなもんなんでしょと思い。かなりネガティブなイメージを持っていました。

たくさんの人達との出会い

仕事を行なっている中で、様々な利用者さんと出会いました。でかい企業の専務さん、元政治家さん、社長さん、戦争に行ったことがある人、孫ができた人、孫がもうすぐ結婚する人、虐待を受けていた人、昔かなりワルだった人、海外を渡り歩いてた人。。。。

1人1人色々な背景があり。利用者さん、患者さんではなく。目の前のその人に対して関わること。その人が好きなこと、大切にしていること、生活の質を支援し、一緒に考えていく。これが楽しさなんだと気づき、この魅力を多くの人に伝えていきたいと思いました。

一方、施設や病院ではなく、家で生活したい人が9割と言われている中で
支援者が不足している影響で家に帰ることができない人がとても多いことを知り、もう一度介護について考えるようになりました。

現実

100人近くの介護士さんへ話を聞いてみると
介護業界はしんどい、人が全く足りないし、自分と同じようにやりがいを感じれなくなってしまう人が本当に多い。それに、2050年には3〜4割が高齢者になってしまう。このままだと介護業界、日本が本当に大変なことになる。

介護への再挑戦

一度挫折してしまった介護の仕事にもう一度向き合ってみようと思った。
真に必要とされている仕事。リハビリを経験したからこそ、自分にできることがあるのではないか?介護士が笑顔で働けて、介護士として働きたい人をもっと増やす。そのために自分ができることを考え、訪問介護で働くことを決めました。

訪問介護の仕事は、今まで抱いていた介護のイメージと全く違うことがわかりました。建物にずっといなくても良いし、自由で、毎回やることが違って考えながら仕事をすることが凄く楽しい。
だけど同時に課題も明確になった、会社が搾取しすぎ、給与低い、独特なローカルルール、年功序列。家政婦と勘違いしている人たち。専門性を活かすことができず、腐ってしまう人達が多く、変えていかないといけないと思いました。

介護士の社会的地位

利用者さんも、医療従事者、ケアマネもお手伝いさんだと認識している人達が本当に多い。
そうじゃない。介護士は最も身近な存在であり、その人の生活を一緒に支える重要な役割がある。
医学知識、リハの知識、自立支援、コミュニケーション。これらの知識を持ち、実践している介護士さんはもっと自信を持っていいし。
その人の生活の質、人生の質に直結する重要な仕事。こんなに大事な存在ってない。もっと介護士の社会的地位は高くていい。そのためには、報酬とやりがいの両立が必要だと強く感じました。

創業理由

だけど人を直接助けることができて、医療、介護、自立支援などの専門性を活かして、生活、人生の質に真摯に向き合い。喜ばれながら、しっかり稼ぐ。介護の仕事のイメージを変える。そんな会社を作りたい。
その先に、努力した人が報われ、笑顔の中で働き続けられる。そんな場所を日本中に作りたい。


◯給与:インセンティブ制度。地域最高水準の給与。
◯充実感:専門性を活かし、介護士のプロフェッショナルとして地域に求められる存在になる
◯組織:組織の成長に貢献して、拡大していくワクワク感を仲間と共に分かち合う
◯成長:1人1人が成長を楽しみ、それが自分自信の財産になる

これらがリンクすることで介護士の社会的地位の向上に繋がり、介護士になりたい人達を増やし。日本の社会全体への貢献に繋がる。

Welfeck株式会社 リンクケア訪問介護はこれを目指して仲間と共に日々全力で頑張っています!!

https://welfeck.net/recruit


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