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4つの能力を鍛える:行動力

今回で4つ目の最後、「行動力」です。
行動力のある人は何かをやる!と決めた後実際に取り掛かるまでのスピードが早いです。
 

行動できる人と行動が苦手な人の違い(コール編)


「コールリストを渡してからコールに取り掛かるまでの時間」で大きな差が生まれます。
例えばコールリストを渡した後に
-      行動が苦手な人
リストがきれいな状態(しっかりと精査された状態)にならないとコールできません。
-      行動力のある人
「問題無い」と思う所からコールを開始し、精査が必要な個所は後回しにします。

 
もしメンバーの中にリストの精査に時間がかかる人がいる場合は、毎日16:00-17:00 の間に翌日のコールリストの精査をする。等のルールを定めると良いと思います。
 

行動できる人と行動が苦手な人の違い(コミュニケーション編)


回り人にアドバイスを自ら求める事ができるのも、行動力のある人の特長です。成功している人やマネージャーに自ら聞きに行くことができるので、成長スピードも速いです。
 
逆に行動力のない人は自分からアドバイスを求めに行けないので、マネージャーが場をセッティングする事が必要です。マネージャーは困っている事・悩んでいる事・うまく行っていない事をしっかりヒアリングし、マネージャー自らではなく、他のメンバーと接する機会を作ってください。
そうする事で次回から自分で聞きに行く事ができるようになります。
 
 

行動できる人と行動が苦手な人の違い(リカバリープラン編)


結果が思うように出ていない場合、どのように挽回するのか?というリカバリープランが必要です。
具体的に何件コンタクトして、何件SQL化、SQO化。など細かく数字に落としたプランが必要です。
 
行動力のある人は、自分で考えて実行できますので、実は結果が思うように出ていない。というケースは少ないです。
逆に結果が思うように出ていない人ほど行動力にかけています。
 
行動力にかけているメンバーへのリカバリープランに関しては少々厳しめですが、細かく進捗を確認する事です。
最初は一緒にリカバリープランを作成します(半分以上はやり直しだと思いますので要注意)
その後毎週進捗の確認をし、できたこと・できなかったことを確認します。

またできた理由、できなかった理由を明確にして下さい。かならずそれぞれ理由があります。
 
できなかった事は3回 WHY を繰り返して聞いてみてください。本当の答えが出てきます。
 
コンタクト目標20件に対して15件しかできなかった。
WHY? 1回目:コールしたけどつながらなかった
WHY? 2回目:午前中にあまりコールできなかった。
WHY? 3回目:コールリストの精査に時間がかかってしまった。
 
このようにコールしたけどコンタクト数が不足していた理由は、電話がつながりやすい午前中にコールリストの精査を行っていた。という原因がわかります。
その上でコールリスト精査の時間を16:00-17:00などの時間に設定し、午前中により多くのコールができるように誘導してあげます。

まとめ


行動力を鍛える為には 「方法を明確にする」 事です。
行動するまでに時間がかかる人は物事を慎重に行う癖があるので、しっかりと方法を教えてあげる事で改善する可能性があります。

是非一度結果が思うように出ていないメンバーと会話してみてください。

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