彼女が制服を着ない理由――AURA論
■まえがき本記事は、田中ロミオ『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』(ガガガ文庫、2008年7月)を読んで考えたことをまとめたものです。読み終わった人向けの内容です。未読の方は、AmazonのKindleをアンリミテッドしていれば、タダで読めるので是非に。「人類は衰退しました」と「最果てのイマ」のネタバレも含みますのでご注意ください。
また、本記事の元となっているのは、私(筆者)が大学生の時に初めて書いた文学レポートです。至らぬ点、突っ込みどころが多々ありますが、修正は最小限