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ペットのお骨も納骨しましょう、というお話

先日、猫が天国へ旅立ちました。
お葬式~初七日を済ませ、今日に至ります。

人間であれば、四十九日で納骨しますが、
ペットに関しては決まりがありません。
いつまでも手元に置いておくことができます。

納骨に関して、ペットの葬儀屋さんから、
「なるほど」と思う話をお伺いしましたので
noteに記載しておきます。

◆手元に置き続けた後に起きた悲劇

お骨を庭に埋め、その後掘り返すことに

昔だったら、家は代々受け継いでいくものでした。
しかし、今は時代が変わっています。

  • 亡くなったあと、売却されてしまう

  • 生前のうちに売却し、老人ホームの入居資金に充当する

結果、庭に埋めていたペットのお骨を掘り起こして、
納骨堂へ納めに来る、という方が増えているそうです。

お骨を掘り返すという行為は、とても辛いことだと思います。

10年後、お骨の処分に困って持ち込み

お葬式から10年以上、お骨をずっと自室に置いていた方が、
処分に困って葬儀屋さんに持って来られたとのこと。

なんと、骨壺は埃まみれの状態だったそうです。

亡くなってすぐは、大切にされていたはずなのに。
人間には「時間薬」が作用します。
いつの頃からか、お骨の供養はおろそかになり、
埃まみれになってしまったのでしょう。

◆お骨に魂は宿らない

私自身もそうなのですが、お骨に魂が宿っていると思いがち。
正直言って、私は葬儀屋さんのお話を聞くまで、
お骨を手放すつもりはありませんでした。

しかし、魂はお骨に宿らず、浄土へ行っているそうです。

お骨へ魂がやどるのではありません。
故人は、お浄土へ参られ、そして、私もいつかは参らせていただき、そこは、また、故人と出会う場となるのです。

法親寺「今日の法話(2008/03/26)」

お骨に関する考えは様々。
お骨を手元に置くことを、否定するつもりはありません。
しかし、貴重なお話しだと思ったので、
noteに記載させていただきました。

ちなみに、この葬儀屋さんには、
先住犬のお骨を10年以上納骨しています。

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