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国立西洋美術館で現代アート!?「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」をのぞき見

こんにちは イメアカラボスタッフです。

現在イメージアーカイブ・ラボでコラボレーション企画を実施中の国立西洋美術館企画展「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が2024年3月12日(火)より開幕しました。

国立西洋美術館が初めて現代アートを扱うということで、注目度も非常に高く、今年必見の展覧会です!
本日は、会場の様子を少しだけご紹介します。

コラボレーションについてはこちら

様々な文脈の中に置かれる名作たち

現代アーティストにより独自の視点で選ばれた名作の数々が、普段私たちが目にする美術館やギャラリーで見かけるのとは異なる方法で展示されていました。
現代アーティストの作品と並べられているもの、あるいは作品の一部になっているものなど、本展覧会だけの特別な鑑賞体験です。

鷹野隆大氏のインスタレーション
IKEAの家具が並ぶ空間にフィンセント・ファン・ゴッホ≪ばら≫(1889年)や鷹野氏の写真作品を展示
小田原のどか氏のインスタレーションの一部
普段は台座の上にいるオーギュスト・ロダン≪考える人≫(1881-82年)が倒されている
パープルーム展示内の壁面
安藤裕美氏の絵画とピエール・ボナール≪花≫(1933年頃)が並ぶ

……いかがでしょうか?
この会場写真だけでも、普段の美術展とは一線を画していることが伝わったのではないでしょうか。

写真の中に見られるこちらの3点の作品はイメージアーカイブ・ラボでハンドメイドのための画像ライセンスを取り扱っています。

  • フィンセント・ファン・ゴッホ≪ばら≫国立西洋美術館 松方コレクション

  • オーギュスト・ロダン≪考える人≫国立西洋美術館 松方コレクション

  • ピエール・ボナール≪花≫国立西洋美術館

上記以外にも会場でご覧いただける絵画がラインナップしていますので、ぜひチェックしてみてください。

そのほか、モネの≪睡蓮、柳の反映≫の欠損部分に対して、美しい絹糸を布に縫い付けることで修復を表現した作品や、

奥:クロード・モネ≪睡蓮、柳の反映≫(1916年)国立西洋美術館
手前:竹村京≪修復されたC.M.の1916年の睡蓮≫(2023-24年)[部分]

所蔵品ではなく美術館の建築にフォーカスして制作された作品など、会場には様々な表現の作品が並びます。

布施琳太郎≪骰子美術館計画≫(2024年)

ここでご紹介した作品は展覧会のごく一部です。
筆者は半日かけて会場をまわりましたが、それでも時間が足りないと感じるほど充実した展示でした。

開催概要

ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?
――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ
会期:
2024年3月12日(火)~5月12日(日)
開館時間:9:30~17:30(金・土曜日、4月28日(日)、4月29日(月・祝)、5月5日(日・祝)、5月6日(月・休)は9:30~20:00)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、5月7日(火)(ただし、3月25日(月)、4月29日(月・祝) 、4月30日(火)、5月6日(月・休)は開館)
会場:国立西洋美術館(東京・上野)

国立西洋美術館公式サイト(https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.html)

みなさんも、時代を超えて受け継がれてきた作品や刺激的な現代アートが並ぶ展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか。


コラボレーション企画の応募〆切迫る!

minne byGMOペパボと実施している本展覧会とのコラボ企画の応募期限は2024年4月8日(月)15:00までです。対象の画像をもとに創作した作品をminneで出品する際は、ハッシュタグ #国立西洋美術館コラボ企画 を忘れずにお付けください。
銀座MMM(メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド)での販売作品も募集しておりますので、応募がまだの方はお急ぎください。

コラボレーションについて詳細はこちらをご覧ください。

絵画や彫刻作品からインスピレーションを受けて制作したハンドメイド作品を楽しみにしています。
なお、企画終了後も画像ライセンスの購入とハンドメイド作品の創作・販売は引き続き可能です。


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