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無声映画を見に行った

TVK(テレビ神奈川)で坂本頼光さんのイベントのCMをよく見る
無声映画に頼光さんが弁士として声をあててくれるらしい
最近白黒の映画が気になっているんだけど、そういえば無声映画を弁士付きで見る体験はしたコトがない
面白い体験だったので以下にメモ

こんなイベント

岩間市民プラザのホールはキャパが300人くらいかなー
満員、フルハウスだった すげー!
客層は「オレが一番若いだろう」な感じ
おそらく演者の頼光さんがホールの中で一番若い
無声映画なので当然演目は激シブ

無声映画を中心に弁士がお喋り、楽士がBGMを添えるスタイル
弁士と楽士は当然ライブ
コレが期待していた以上に贅沢な気分にさせてくれた

演目の前に映画の簡単な説明
ココのトークも既に面白くて、笑って良い空気を作ってくれた
弁士のホイッスルを合図に照明が落ち、映画がはじまる
(ホイッスルは昔からそうなのかな?)
楽士が演奏するのは「水戸黄門」だと三味線、「キートン」はアコギ
BGMなので、劇的に煽ったりするんじゃなくてアンビエントな感じ
弁士はト書きとセリフを担当していて、役者の数だけ声色を変える
頼光さんの立て板に水の話芸は素晴らしく、アンビエントなBGMとの組み合わせもあって、気持ちよくなって意識がなくなるコトもあった(笑)

気持ちよくなっているのは自分だけじゃなかったと思う
呑気で楽しい波が舞台からボワーンと飛んでくるんだもん
寝ちゃってるのも贅沢な時間で良いんじゃないか?
(イビキかいてたらゴメンナサイ)

無声映画が面白いコトが分かった
水戸黄門であんなに笑うとは思ってなかった
また見に行こう


日本の弁士は講談に近い様に感じているんだけど
無声映画は当然日本だけの文化じゃない
アメリカにも弁士がいたとして、どんな話し方をしていたんだろう


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