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通勤Netflix(ときどきDisney+)

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電車通勤の間に映画やドラマを見るルーチンができました そういえば見たコトがなかった古い映画の中に 面白いモノが見つかったりするのも楽しいです 見るたびに旧Twitterにメモを…
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#netflix

通勤Netflix「THE FIRST SLAM DUNK」

こりゃ良いやの動く漫画 構成力がハンパない まさか映画で1試合を見せられるとは思ってなかった アニメの最終回的展開だけど試合中に適度にぶら下げてくる感じ その具合がまあ良い塩梅 電車で泣いちゃうよ こんなん バックスクリーン直撃のホームラン 3DCGをうまく使ってて、 中でもルーズボールになる時のボール取られちゃった側の動き ベンチの控え選手の「よーし!」と立ち上がる時のポンとした勢い この辺の支えが強かった シュートやパスはカッコよくできると思うけど、 手を抜きがち

通勤Netflix「Ultraman:Rising」

ウルトラマンのCGアニメ ・いかにも可愛い怪獣がいる ・ウルトラマンの体型が大胆にデフォルメ ・コメディー? 予告編を見た古参ウルトラファンとしては大いに不安になった でもリスペクトと解釈の力で乗り越えてきてた オレは好き レフトフェンス直撃の二塁打 このウルトラマンは怪獣を殺さない 「調和」と書いてあったけど、地球上で共存しようという理想をもっている でもその方法をウルトラマンは分からない 理想はあるけど答えが出ていない っていうのが現代的で、この作品の挑戦して

通勤Netflix「ミニオンズ フィーバー」

なんかの参考になるかなー程度で見たら凄く良かった デフォルメした3DCGの基準になるんじゃないか? 恐ろしい 悪党になりたい少年の話もバカバカしくて面白いし、キャラクターの表情がいちいち効いてた バックスクリーン越えの場外弾 ディスコ全盛期がデザインのテーマになってるんだけど、扱いはわりと軽め 出来が良いのにそれだけに頼らない態度 子供達は知らんもんな って言ったらそれまでだけど、アートワークに余裕を感じる 余裕で面白を提供してくるの すごい!ヤバい!こわい!

通勤Netflix「バレリーナ」

カッコいい絵がバンバン出てくるアクション映画 絵を傾けたり、強めに色をいじってたり、セットがカッコよかったり 新しめのテクニックをどんどん使ってとにかくカッコいい だけど話が凄く平べったくて 気持ちが動かなかった 強い打球が野手正面に飛んだショートライナー 血生臭くてカッコいい映像のショーケースだと思うと、凄く良いと思う

通勤Netflix「アンナチュラル」

人気がある様なので見たら面白かった スーパーナチュラルと混同して超自然を想像してたんだけど、 不自然死を解明するドラマだった 構成がカッチリ決まっていて 一波乱→解決→Lemonでホッコリ→怖いコーラスで次回へ コレで安心して楽しめた ライト線破る二塁打 見てる間は面白い!面白い!と盛り上がってたんだけど、 振り返ろうとすると思い出せない 「時効警察」や「Trick」の様な 「再放送があるたびに新鮮な気分で見れる」系の仲間かもしれない また見よう

通勤Netflix「NOPE/ノープ」

空から落ちてきたモノが突き刺さって親父が死ぬ よく見ると動かない雲がある なんだアレ? 映画で使う馬の牧場 西部劇のテーマパーク 大声で話すと辺りに響く田舎ぶり 銃の出てこないアメリカ怪奇モノ 高〜く上がった打球、風に乗って右中間と二塁の間に落ちる二塁打 空になんかいる 録画して一発儲けようぜ 騒動に巻き込まれる電気屋店員の「『古代の宇宙人』見てるか?」 この一言で伝わってくるどうでも良い情報量 凄く雑に言うと「トレマーズ」に近いと思うんだけど、 うまく現代的にな

通勤Netflix「Winny」

もう20年になるのか 結局無罪になるまでの数年間の話 裁判中はPC触っちゃダメってのが、とにかく可哀想 技術的な損失云々より 彼のアイデンティティを奪ってしまったものは何か 無知な権力の恐ろしさ そういえば“デジタル庁“なんてのができたね 右中間に強い当たりのヒット 普段は役者が誰とか考えないけど、 主演の東出さんの浮世離れした感じが凄く合ってた ココが一番の見どころかも 愛媛の警察裏金事件 こっちとのリンクが情報流出だけに見えちゃったのが残念だった ボンヤリ記憶が蘇

通勤Netflix「ザ・フラッシュ」

ジャスティスリーグにいる状態のフラッシュ お母さんが死なない様に過去に戻ったら並行世界になってて大変だーのコメディーアクション 並行世界には少しずつ違うヒーローがいて、それがどれも良かった フラッシュ2人になるし ライト線のヒット、俊足飛ばして二塁へ 並行世界出しちゃうとアベンジャーズみたいに急に興味が冷めたりしないかなとか思いつつ バージョン違いのキャラクターが出せるのは便利よね 並行世界のスーパーガールが彫刻の様なカッコよさでサイコーだった あとはBGMが鳴るだけ

通勤Netflix「リプリー」

60年代のイタリアが舞台の白黒ドラマ…と思って見たら アランドロンの「太陽がいっぱい」のリメイクなんだね 詐欺師リプリーの全8話なんだけど、時間の流れがゆっくりで展開が遅い それでも良い気分で見れた ライト前ヒット ファンブルの間に二塁へ コントラスト高めでモノの質感が伝わってくる絵 前に見た「ROMA」の様に旅行してる気分になった 太い柱と階段 高級な邸宅やホテルにある調度品 どれもステキ 突然割り込む回想シーンや、手紙を読む場面で送り主がそれぞれの居場所で語りかけ

通勤Netflix「寄生獣 ーザ・グレイー」

韓国ドラマの寄生獣 原作を現代風にアップデートした感じ 1話が50分弱の6話構成 サクッと気持ちよく見れた 続編が楽しみ ライト線突破の三塁打 韓国ドラマの良いところだと思うんだけど、役者の見分けがハッキリしてる(髪型、年齢、性別とか) 主人公の前髪パッツンもそれが理由な気がする で、その前髪パッツンの子がだんだん好きになるのよ 相棒になるチンピラね この人もまた良いんだ 韓国ドラマにはチンピラ出がちよね 寄生獣といえば刃物でスパッだけど このドラマの展開も切れ味ス

通勤Netflix「新幹線大爆破」

リメイクが出るというので見てみた 爆弾犯と国鉄&警察の頭脳戦 爆弾は時速80㌔以下になると爆発するらしい 時速からタイムリミットが自動的に分かるとか、 他の新幹線を避けなきゃいけないとか、 客が騒ぐとか 困難を乗り越える様子が面白い ライトスタンドへホームラン 純粋に客を守ろうとする国鉄 “威信”が見え隠れする警察 ジワジワ見えてくる犯人の動機 この辺の心の動きが良かった とにかく役者が常に叫んでいて必死 ニヒルを気取ってボソボソ話すクールガイはいない コレがコトのヤ

通勤Netflix「三体」

中国のSF小説が人気だと聞いていたので見た 文化大革命の頃のキッカケが現代で顔を出し、 更にその後400年を見越して…と気の長い話 ダイナミック 科学の大前提が揺らいだり、 若いエリート達が未知と向き合おうとする感じが良かった 左中間フェンス直撃の三塁打 三体を信じる集団、警戒する集団があって、 その両方のリーダーがまあヒトデナシ 欺瞞、傲慢、強引 自分が死んだ後の世界を見越してアクションを起こす エリート科学者のモチベーションもフワフワしてる 現実で散見するコト

通勤Netflix「我、邪で邪を制す」

台湾の…何だろうな、ヤクザが主役の映画 台湾三大指名手配っていうのがあって、主人公は3位 余命が短いので1位と2位をやっつけて名を上げたい クライムアクションで始まって気がついたらコメディーになってた 強引に振ったらレフトフェンス到達の二塁打 台中が主な舞台なのかな? 決して繁華でない街の風景が良かった チンピラ2人組が店の前のテーブルで鍋を注文するシーンとか、 こうやって夜を過ごせたらゴキゲンだろうなー 舞台になる美容院「小美」の小さなネオン看板も慎しくて可愛らしい

通勤Netflix「LAMB/ラム」

アイスランドが舞台の…なんだろう?不思議な話 草と岩しかない様な田舎 牧羊家夫婦と犬以外に誰もいない 産まれた“何か”と仲良く暮らす 事件は起こるんだけど淡々と時間が進む 何だったんだろう?この映画 でも好きかもしれない ピッチャー強襲ヒット アイスランドの暮らしぶりが綺麗な絵で表現されていた 昼間っから酒飲んでるなーと思ったら白夜なのね で、ハンドボール中継を見て盛り上がったりする こんな風に過ごすんだ 特段“丁寧”でもないザ・フツーの暮らしの中に “何か”が自然