造り手と一緒に造り上げる、オリジナル日本酒頒布会「GUITO」
「美味しいお酒を飲みたい」と思っても、沢山の種類の中から選ぶのは面倒だし、できれば他では飲めない特別なものを飲みたい!という声をたまにお聞きします。馴染みのお店があれば、店員さんにお勧めを聞くこともできますが、そういったお店がなければなかなか自分でお酒は選びづらいもの。
今回ご紹介するのは、そういった方にお勧めのいまでやオリジナル日本酒頒布会「GUITO(グイット)」です。「GUITO」とは、お酒をグイッと飲むという意味と、「Good it」という意味を込めて付けた名前。造り手といまでやとでディスカッションを重ねて造られた、ここにしかないお酒です。
どんなお酒だったらお客様に喜んでもらえるかを考えるだけでなく、こんなお酒を造ってみたい!という造り手の遊び心も生かされています。
ご好評いただき、今期分は完売となりましたが、今年の9月からはまた新しい期が始まりますので、気になった方は是非オンラインストアでチェックしてみてくださいね!
長野県 土屋酒造店のチャレンジ酒
まず最初にご紹介する「GUITO」のお酒は、長野県佐久市にある土屋酒造が造る「亀の海 生もと 純米大吟醸 有機JAS米仕込」。
土屋酒造店の創業は1900年。昭和40年代には吟醸酒啓蒙のために先駆けて「亀の海 吟醸」を発売し、以降一時も途切れること事なく吟醸造りを行ってきた歴史ある蔵元です。
ちなみに銘柄「亀の海」は、非常におめでたいの意「亀壽福海」から名付けたのだそう。
「チャレンジ酒」と書きましたが、実はこの「亀の海 生もと 純米大吟醸 有機JAS米仕込」は、土屋酒造で今回初めて造るお酒なのです。初めて造るお酒なの!?大丈夫かな…と思う方もいらっしゃると思います。
でもご安心ください!
有機JAS米、生もと仕込み、純米大吟醸という組み合わせは初めてですが、生もと仕込みに取り組んで9年が立ちますし、JASの有機米での醸造も3年ほど経験されています。
長野県で2017年に生まれた酒米「山恵錦」
蔵のある長野県佐久市は真ん中に千曲川が流れ、左岸は粘土質が強く無農薬栽培に向いている土壌、右岸は礫や砂質などで有機栽培が向いている土壌だそうです。
今回のお酒は、この右岸にある「清川エリア」で栽培された「山恵錦(さんけいにしき)」というお米を使用しています。
「山恵錦」は、長野県が2017年新たに奨励品種として採用した早生の酒米。
長野県でおなじみの美山錦よりも耐冷性と病抵抗性に優れるという特徴があり、JASでの有機米の造りも取り組みやすいそうです。
有機栽培が向いている土壌「清川エリア」で育てた、有機米造りに向いている「三恵錦」。
蔵元のこだわりがひしひしと伝わってきますね…!
米の特徴を生かした、複雑でリッチな味わい
造りの特徴としては、JAS有機米が出す旨味やアミノ酸を大切にし、単純な甘みに頼らず、複雑味や自然な旨味を引き出すため生酛造りを行い、リッチな味わいに仕上げています。
華やかな香りとお米のジューシーで自然な甘み、心地良い旨味がバランスよく、甘めの味付けをされた煮つけや醤油、みりんなどを基調とした肉じゃが、照り焼きなどと相性◎
「生酛×有機米×佐久市清川のテロワール」が表現された、まさに贅沢な逸品。
ゆったり、じっくり、と楽しんでみてくださいね。
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