魔法の使える歯について

ただ詰めるだけ。歯と歯の間の小さな虫歯であれば、あえて大きく削らずに様子をしばらく見るのでも良いかもしれないし（なんとも言い切れないが）、また、明らかな虫歯の穴が空いているなら、無麻酔にて痛みのない範囲でやわらかくかった象牙質をとりのぞき、絆創膏を貼るようにして歯の保護をする（でもこれも勿論時と場合による）穴のあいた傷口が外から見て魔法のように塞がることはなくても、歯が生きていればそれこそ魔法のように、中から瘡蓋のように象牙質が新しく修復してくれて、壁を作って神経が逃げていき、神経をとらなくて済む可能性もある。生きてるってそういうこと。変化するということ。ただし、タイミングは大事だと思う。だからこそ、身体の繊細な声や直感に耳を傾けられる訓練を日々しよう。