玄関ダッシュ
1歳の娘は、玄関が大好きです。
リビングのドアを開けるとフンフン鼻息荒めでハイハイ猛ダッシュ。
そして1歳を追いかけるのに必死な私。
だって土足禁止だもの。
靴触らないでなめないで。
ハイハイ勘弁ー。
強制抱っこでリビングの遠くの方へ置かれます。
リビングのドアを開けるたびに同じことが繰り返される。
ドア半開きは許されない生活を送っています。
玄関の一体何が魅力的なのかと考えて観察してみると、
どうやら靴を触りたいみたい。
そして靴を触り終えるとその先のドアを越えたいみたい。
私にとって玄関は、ただ出たり入ったり、靴を履いたり脱いだりそれぐらいのものだけど、
1歳娘にとっては、靴も外へ出るドアもキラキラ輝いて見えているのかもしれない。
そう考えるといつも当たり前に見てる景色は、まだ1年ちょっとしか生きていない娘にとって初めての景色であって、これは一体なんなんだと好奇心いっぱい触ったりなめたりして全身を使って探っているんだろう。
きっと明日も玄関とリビングの往復を何回もするんだろうなー。
そしていつか娘にとっても玄関が当たり前になって、靴は履くものだと分かって、
自分で靴を履いて、好きな場所へ自分で行けるようになるんだろうなー。
子育てってこういうちょっとした毎日の積み重ねの繰り返しなのかもしれない。
とふと感じた1日の終わりでした。
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