氷艶2024の個人的感想(雑)



私はゆずのファンなのでかなりゆず寄りの感想です
私が言いたいことだけ判断して個人的な感想を言います 私の感想であってゆずのファン全体の感想ではないことを強調しておきます なおパンフ買ってません 買えば良かったです
以下箇条書き

・HAMOと1
HAMOは「2 -NI-」(2011年)というアルバムのリード曲なんだけど、それとは全く別に「1 〜ONE〜」(2004年)というアルバムがある 曲の「1」はアルバムの「1 〜ONE〜」の表題曲 別に1と2がペアだったり続き物というわけではないが
つまり実質この話は「2」で始まって「1」で終わってることになる 2つの命だったものが1つの命に集約されたんだね……

・with you、すごい
悪趣味じゃなかった?
いや本当に全然いいよ 悪趣味は好きなので 私が悪趣味だと思うのは「トキオくんしかwith youだと思ってなかった所」なんだよね この直後「残された二人による守ってあげたい」だからね 困難来ちゃってるからね あの二人は全然with youだと思ってない ALWAYS with youの「with you」の部分だった曲とは思えなさすぎる
あと関係ないけどさすがに原キーは高すぎたんだね 途中までトキオくんが歌ってたの原キーだから「サビ大丈夫か……?」ってソワソワしてたけど普通に1オクターブ下げてて安心した(?)

・レトロフューチャーと表裏一体
曲発表の時にそれやるのマジ?となった曲・第2位のレトロフューチャー ゆずだって10年歌ってないからね
この2曲の並びには覚えがある 新世界(2014年)のセトリでは闇堕ち曲と救済曲がこの2曲だった だから個人的にこの2曲が並んだ時点でこれらは闇堕ちと救済ってことになる でも表裏一体って作中では自○BGMだったよな 死は救済……ってコト!?(最悪のハチワレ)

・SEIMEIが合いすぎる
なんかもう曲からエピソード作ったんか?と思うまである 合いすぎ
SEIMEI(アルバムバージョン)くんがここまで定着するとは思ってなかったな

・逢えてない
流れとして普通はユキさんに逢えそうなものだし個人的にもユキさん側の思いが聞きたかったけど、逢いたいの曲中で逢いたがった相手には逢えないんですよね 曲のコンセプト的に逢いたいはちゃんとした死別なので だからまあゆずのファン側のメタ的な視点だと割と納得してる 曲を大事にしてくれたんだという考え

・激コワの奇々怪界
奇々怪界は個人的に「どんな怪よりも怖いのは人」っていう曲だと解釈をしているので氷艶の奇々怪界は解釈超一致だった
この曲には茶化す側と茶化される側がいて、前者は楽しいし後者は怖いという2つの側面がある 去年のHIBIKIではTeddyLoidさんまで呼んでて割と楽しさが注目されてた感あるから今回バリバリ後者で差をつけてきたのがなんか良かった しかし奇々怪界、PEOPLE・SEES・HIBIKI・氷艶と出番多いよね 曲のクセの強さに反して意外と扱いづらくないのはこの二面性があるからかもね よく考えたらPEOPLE・SEESも後者寄りだったし切り替えが適度に発生している

・命果てるまでの適用
ミュージカル感が良いので個人的に一番好き この曲は構造として羅列なのでああやって料理することが可能なんだね
割と驚いたのは「命果てるまでって既に命果ててる人が歌っていいんだ」ってこと あの青年って自認としてもちゃんと死んでるから 今回「応援される人によるうたエール」とか「初挑戦の人による陽はまた昇る」とかあったし「死んだ人による命果てるまで」もその流れかもしれない 特定の人にしか曲が刺さっちゃいけない道理は無いもんな あの青年を表すのには命果てるまでが一番いいだろうし

・うちゅうにムチューやるんだ……
実は氷艶で初聴きだった(懺悔)んだけどいい曲だね というかゆずの曲ではないけどやっていいんだね

・和の要素ガン無視の通りゃんせ
曲発表の時にそれやるのマジ?となった曲・第1位の通りゃんせ 和の要素をガン無視してたの結構びっくりしたけど良かった むしろBYでの流れ的にも和の要素は必須じゃないまであるもんな
「二人いる通りゃんせ」ってめちゃくちゃ心強いね 曲だけ聴いたら負け確BGMなんだけど二人いる時点で絵面がもう勝ってるよね(BYの通りゃんせの時一人で闇堕ちした北川さんに向けて言っている)

・かける、良すぎ
カケルくんの名前を最初に聞いた時「かける絶対やるだろ……」って思ったけど本当にやってくれたの嬉しかった
かけるという曲、半分くらいはネガティブな話をしている トキオくんは生きる道を選んだけどあの状態からのリスタートは困難だらけだと思う それを示唆しているのかもしれないね でも壁は見下ろせばちっぽけだから頑張ってくれ

・全体的な感想
曲の要素の取捨選択が大胆だったなと思う 歌詞をちょっと変えるのも驚いた それやっていいんだ
私が一番思ったのは「ゆずの曲っていい感じに捏ねればこういうストーリーが作れるんだ」という感動 なんか誇らしいなと思うと同時に北川さんが作ってきた曲がこんなに夢や命を題材にしていたんだと気付かされた 闇堕ち曲の話は1回置いときます
逆に岩沢さんの曲が奇々怪界しかなかったのも印象的だった 岩沢さんの歌詞は岩沢さん自身や周りのことを歌っているのが多くて他の人の曲にしにくいからか、あるいは普通に内容が難しいからかもしれない やっぱり奇々怪界って異質なんだな
1個文句を言うとするなら 表裏一体を普段聞く時に悲しさを覚えるようになったことですかね 「君のいる場所へと そっと誘って」がそういう辛いワードに聞こえてしまうの良くない H×Hのキメラアント編を再履修した方がいいかもしれん(氷艶にあるまじき感想)

・本人歌唱
3曲もいいんですか!?ゆずが全部持っていった感じになったりとかで余計じゃなかったですか!?じゃなかったなら良かったです ありがとうございました
十字星、すぐ配信してくれ 7月末まで待たないといけないのはキツい
確か十字星にはこのワードがあったと思うんだけど「稜線」というのは山の尾根のことらしい トキオくんは生き返ってから山に行ったのかもしれないね 夢を追う過程でなのか 一休みして星を見るためなのか どの道健全に生きているのが窺えて安心するわね




【おまけ・歌われるかもと事前に予想していたが歌われなかった曲一覧】
・マボロシ→一番の大本命だと思ってたけどトキオくんのメンタルがちょうどよくマボロシになるタイミングが無かった
・イマサラ→インドじゃなくてアラブだった
・無重力シャトル→そんな場合じゃなかった
・灯影→これに関してはやっても良かったんじゃないかとまだ思ってるけど灯影のメンタルになるタイミングも無い
・流れ星キラリ→後日談があれば歌われてたかも
・ポケット→むしろ来ちゃいけない

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