不確定な日々に約束をするということ


友達と遊びに行く約束をする。

別れ際また会おうね、と言う。

全部、未来のための約束でその未来が来ることを確信しているようだ。
今の世界で確実なんてことはないのにと思う。
その未来が来ないかもしれない。と不安になる。
約束したのにこの世界の歯車の何かがズレて、日常が崩れたときを想像してしまう。
せっかくの楽しみが必ず来ますようにと無意識に願いながら寝る。
それでも、当たり前のような顔をして次の日がくる。起きた時に今日が来たと安心する。そんな日々を送っている。
そうすると、約束するのが怖くなる。大好きな友達とカラオケに行く、ご飯を食べに行く。来なかったらどうしようと勝手に思う。それでもその約束を果たすために私は生きてるし、それを楽しみに生きている。約束に生かされている。
不確定な世の中だからこそ、約束をして、未来を見て、生きていく。

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