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無料モジュラーシンセソフトで昭和シンセポップサウンドに挑戦!(#2 音源強化編)

昭和シンセポップラバー iM〔アイム〕(昭和生まれ♂)です。
今回、高性能、無料モジュラーシンセソフト「Cardinal(カーディナル)」を使い、初心者でも簡単に操作する方法を模索しつつ、昭和シンセポップサウンド制作に挑戦したいと思います。
今回は「Cardinal」をポリフォニック演奏を可能にさせ、モジュール「Interzone」の音源強化方法を解説いたします。
なお「Cardinal」の概要、基本操作、ダウンロード方法などは前回の記事をご覧ください。

「Cardinal」のポリフォニック設定方法

「Cardinal」起動時はモノフォニック(単音)演奏の設定になっていますので、ポリフォニック(和音)演奏する際は、モジュール「HOST MIDI」を右クリックし、メニュー「ポリフォニーチャンネル」のサブメニューより任意の和音数を選べば完了です。
なお、設定する数は使う和音数の倍ぐらいが良いかと思います。
これでモジュール「Interzone」の性能が「SH-101」から「Juno-106」相当になりました♪

モジュール「Interzone」の音源強化方法

「Interzone」はオシレーターが1基ですが、別モジュール音源を組み込む「エクスターナルイン」が搭載されています。
オシレーターを1基増設の「2VCO」にし「Jupiter-8」や「JX-8P」相当の仕様にグレードアップさせたいと思います。
ラック空き箇所を右クリックし、モジュール名「LVCO」で検索し設置します。
この追加設置したモジュールを「Interzone」に組み込むには、「LVCO」の「V/Oct」INを「HOST MIDI」の「V/Oct」OUTに多重結線します。
そして「LVCO」のOUTを「Interzone」のMixer「Ext」に繋げば完了です。
※InterzoneのMixer「Ext」のボリュウムは「0.2~0.25」ぐらいが搭載音源と同等ボリュウムになります。

まとめ

「Interzone」をベースに、追加モジュールで音源強化すれば、昭和シンセポップで活躍した様々な名機の仕様に近づける事ができます。
次回は追加音源に変化をつけたり、タイプの異なる音源も試したいと思います。次回もお楽しみください!

解説動画

※説明聞き取りにくい場合は「字幕」表示しご覧ください。



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