「キャンプ動画」日刊リハビリ#14

最近のブームは、ブッシュクラフト（必要最低限のギアだけ持って、自然の中でキャンプをする）の動画を見ることだ。

焚火の音も心地がいいし、木を組んでテントを設営している姿を見ていると、非日常を感じられてとても良い。

ただ、私が注目しているのは、「衛生面」である。

メインで見ているのは、海外の一点の曇りもない生粋のブッシュクラフトキャンパーで、衛生面の「衛」の文字も出てこない。

川の水はろ過せず飲むし、ソファの上に服を脱ぎ捨てるかのように、苔が生えた石の上に生肉をぴょんと乗せる。自分が知らないだけで、苔がコールドストーン並みの冷たさがあるのかもしれない。

パンもよく見りゃ、川魚を触ったあとにそのまま触っちゃって、こりゃたまげたと、口を大きく開けていたが憧れも感じる。
縛られることもなく、口をはさむ人もいない自由空間の魅力がそこにはある。ただの田舎暮らしはいいなぁほどの、現実が見えていない憧れなのかもしれないが、菌に人間関係に将来のことに、自分は考えすぎなのかもしれない。

とは言っても、考えてしまうのは仕方ないので、頑張るんば！