ラジオ鳴らしおじさんin喫茶店

喫茶店に入ると、店内でラジオを鳴らすおじさんがいた。

BGMが鳴っているものの、隣の席からすると意識がハリーポッターのディメンターのようにラジオに吸い込まれていくのが分かる。

電車の中の電話も、会話程度のボリュームなのに気になるのはなぜ？と思ったら、調べてる人いましたね。

電車内での「会話」はそこまで気にならないのに、なぜ「通話」はイライラするのか

気分はそがれるが、それを指摘しない自分も悪だ。

この音漏れの良くないところは、何喋ってるか分からないのに、盛り上がりだけは聞こえるから集中力が一度そちらに向いてしまうこと。

今ちょうどパーソナリティが、お祭り騒ぎ状態。
多分、ラジオしながらゴールを決めたと思う。日本代表にマイク付けてる選手がいたら、僕の隣にファンがいます。

今度は、逆側のお客さんが焼きそばを頼んだ。鰹節とソースの焦げた臭いが嗅覚を奪う。くぅぅん。お腹から、子犬の鳴き声が聞こえてくる。

多分、あと10分で外に出る。