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これからのんびり考える

「どんな風に書くかというのは、どんな風に生きるかというのとだいたい同じだ」

とは、村上春樹の言葉だ。僕はこの言葉を彼の本で見つけたのではなくて、その引用を雑誌で見つけた。雑誌で見つけたというのは、マガジンで見つけたというのとだいたい同じだ。

この言葉の意味は、残念ながら僕にはよくわかりません。わかれと言う方が無理かもしれない。何しろ僕はまだあまり書いていないし、あまり生きてもいないのだから。でもひとまずは、まあそういうものなんだろうな、とだけ思っておく。それで不都合も無けりゃ、得もないけれど。

それから、村上春樹の言葉に触発されて、やはりこんなことをふと思ってみる。

僕はこれからどんな風に書いて、どんな風に生きてゆこう、と。

思ってみるだけで、答えはない。答えが出たとして、noteの記事一つで書ききれるようなものではないだろうし(字数の問題ではなく)。書くとすれば、僕は講談社から『いでなみき 書くことと生きること』(1600円+税)を出す。こういうとんでもなく大きな問いについては、僕はこれからの人生でのんびり考えていこうと思う。

のんびり考えていくというのは、あんまり考えないというのとだいたい同じだ。

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