中途半端
死のうと思った。
この苦しみも、あと数時間後にはきれいさっぱりなくなると思うと、すばらしく解放的な気分になった。
怖くなった。
怖くなりました。
もし生き残ってしまったらどうしよう。
この苦しみに、さらに後遺症が上乗せされて、気味の悪い善によって生に繋がれてしまったらどうしよう。
罰だ。
罰としてそんなことが起こってもおかしくはない。
きっとそうなる。
私は、呆れ返るほど中途半端な人間です。
死ぬことさえも諦めた。
この地獄がまだ、細く細く私の首を絞め続けると思うと、絶望と虚無に薄められて、もう何を感じていいのかわからなくなりました。
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