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午前0時の向こう側②

◇1.Midnight Showcase

叶さんの2ndアルバム ” 夜明かし ”に
収録されているMidnight Showcase
アップテンポな曲に合わせて
叶さんがスタンドマイクを使って歌い上げます。

なんといっても
新デフォルト衣装、初の3Dモデルお披露目!
妖艶な人妻と呼ばれ続けた()2代目デフォルト衣装から
全身のフォルムがブラッシュアップされて
洗練された美しさを手に入れた叶さん。

手足がスラッとして、体のラインもスリムになりましたね。
かつて私たちを狂わせたもちもちのフェイスラインも
シュッとリフトアップされ
以前のような中性感も残しつつ
より男性らしい体つきになりました。

また、新デフォ衣装の髪型はポニーテール。
いまだかつて、物理演算に対してこんなに
感謝の意を示したことはないでしょう。
叶さんの動きに合わせ、見ている側の視線を
意のままに奪うその毛先は
まるで愛と美を司る最高の美神、アフロディーテの美髪のようです。

美しさとかっこよさに磨きのかかった叶さんが
スタンドマイクを撫でまわしながら歌う姿は
まさに江戸時代を彷彿とさせますね。

アップテンポで駆け抜け、最後のラップパートは
叶さんの低い声で力強く畳みかけてくれます。


◇2.ANEMONE

叶 1stアルバム ” flores ”は
花をテーマに明るい曲が多く収録されている中
タイトルのアネモネからは想像がつかないほど
情熱的で激しい1曲です。

ここではスタンドマイクではなく
ヘッドセットにマイクを変え、動きの大きな
ダンスに対応できるように変化しました。

そのため、前曲のMidnight Showcaseよりも
叶さんのポニーテールがよく動きます。
それはもうそこにそよ風が吹いているかの如く
ふわふわと揺れ動きますので
ぜひとも注視して鑑賞していただきたいです。


◇3.アクシデントコーディネイター

ボカロ曲のアクシデントコーディネイター

わたしは初めて聴く曲でしたが
叶さんにぴったりの曲だな、と思いました。
余談ですが、私の推しも大変喜んでいた選曲です。

曲も後半に差し掛かった頃
機材トラブルにより、一時公演中止。
時が止まった時に
「叶さん…ッ!死なないで!行かないで!」と
半泣きになっていたオタクです。

そんなトラブルも、叶さんは
見に来てくれた方・ネチケで見ている方
全てを安心させるべく、楽しく乗り越えさせてくれました。

今回のコンサートで使用できるペンライトは
会場入場時に渡される ” フリフラ(FreFlow®) ”と呼ばれる
ペンライトです。
にじさんじでは初の導入で、簡単に説明すると
無線で一斉制御できるペンライトです。
ですので、従来のペンライトとは違い
公演中、いつでも自由に色を変えることはできません。

しかし、演出によって一斉に会場の色が
完全に同じ色に染まったり
きれいなグラデーションになったりと
会場の一体感を最高に楽しめる演出となります。

わたしは以前、別ジャンルにいたときに体験しましたが
推しに決定権を握られているようで
大変心地よかった思い出があります。

そんなフリフラを使用しながら
会場のお客さんたちと笑いを交えながら
復旧までの時間をつなげてくれました。

きっと内心は焦っていたと思いますが
絶対に成功させる!という気概を感じられる場面でした。

復旧後は再度アクシデントコーディネイターを最初から
見せてくれるというプロ根性。
ソロコンサートなので、他にMCを頼める人もおらず
体的にも苦しい中、再度同じ曲を見せてくれるのは
本当に凄い、という一言以外出てきません。

せっかくやるなら、と
振付を少し変えて見せてくれたところも
お茶目でユーモアのある叶さんらしいな、と感じました。


午前0時の向こう側③へ続く

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