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おもいでのあとさき

小さい時によく連れて行ってもらってた花火。

何事もない、普通の日常だったら今夜、

打ち上げられているはずでした。

正式には競技大会。
職人の誇りをかけて、憶測だけどおそらくコスト度外視で作り上げられた魂の一発もあるはずで。

だからこそだろうか、夏祭り然とした賑さの中にどことなく研ぎ澄まされた空気をはらみ、
観る側も、職人への畏敬の念を肴にビールが進む。

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フィナーレには対岸で松明を掲げ手を振る花火師たちに、
観客達は皆最後まで万感の拍手を送る。


まるでスタンディングオベーションでカーテンコールを迎えているかのような一体感がそこにあって。

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あの夜空を眺めながら、

私は何を思ってたっけ。

ずっとこの憧憬が続くようにと、

またきっと再会しようと、

なんの疑いもなく思っていたんだろう。



数年前に観に行った大曲の花火。
流石にHasselBladを担いでいた酔狂は
私しかいませんでした、、


8/30 追記
なんかサプライズで打ち上げたらしい(恥





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