いそがしい.日記

朝起きて、自転車に乗ってマクドまで行く。久しぶりに朝マックの時間のバイト
気がつけば、あんなにうるさく鳴いていた蝉たちが静かになって、音だけは夏が終わっていた

事務所でダラダラしていたら次の予定が迫ってきていた。だけど、さすがに朝からなにも食べないのは次のバイト終わりまで持たないと思い、買って帰る。ぱくぱくたべながら着替えて、ジモティーでもらう予定の鏡をとりにいった

ジモティーの人、めちゃくちゃいい人だった。

鏡すごく重いけど大丈夫？と聞かれて、いけますよ！って言ったけど「心配だから一緒に駅まで運びましょう」って言って軍手を出して一緒に運んでくれた。軍手もふたつあったから、最初から運んでくれるつもりだったみたい。優しすぎるよ

初めましての人と、大きな鏡を持ちながら歩く商店街。なかなか不思議シュチュエーション
一人暮らしの準備をしている話をしたら、プロフィールみたんだけど、全部ジモティーで集めてるのねすごいわね、と褒められた

駅で別れる時、軍手とお茶をくれて、がんばってねと送り出された。最後まで優しい人だった
こんな見ず知らずの大学生に優しくできるなんて素敵な大人だなあと思ったし、自分もそうなりたいと思った
家の最寄りから家がちょっときつすぎて、お父さんにきてもらった。ありがとう父

ちゃんとお礼も言えないまま、急いで準備して15分で家を出なくちゃいけなかった
マクドの帽子でぐしゃぐしゃになった髪の毛に、一応ヘアアイロンを通して、ぱぱっとメイクをする。普段はそんなにしないけど、深夜の居酒屋ってメイクしてないと舐められそうだからしといた

大体のことを教えてもらった。お酒の作り方、お通しの作り方、セット。
今回の5時間で私ができるようになったことは、お酒の何種類かとお通しが作れるようになったこと、あとはお客さんの注文を大体取れるようになったことくらい

ていうかまぁそれが全てみたいなとこある
あとはメニュー全部覚えて、お酒をぱぱっとなにも考えずに作れるようになるくらい。料理はおじさんが一人で作ってくれるから、自分たちにできることは簡単なメニューを作ることくらいらしいので、それはまた今度教えてもらえる

今日一緒に入った人は、元気な地雷系みたいなお姉さんと、カメラマンのアシスタントをしてるちょっと変な面白いお姉さんと、今日初めて入ったけど居酒屋経験のあるお姉さんの3人。みんなお姉さんだった

話に乗るのがむずかしい。同じ初日の人は、なんかうまいこと笑ったり喋ったりしていてすごかった
同じ状況で入った人が二人いた場合、気に入られる側と気に入られない側がいると思うけど、私は気に入られない側だった。んー、気に入られないっていうと言い方悪いけど、うまく話に入れない感じ
まあ、ちょっと悲しいけど次はうまくやる

まだ未成年だからお酒の種類とかぜんぜんわかんなくて、全部暗号に見えて、普通に生ビールしかわかんない
あと魚もわかんない。皮とか切り身だけをみて、なんの魚かわかるようにならないと、お客さんに説明できなくてやばい。覚えれない。とりあえず気まぐれクックさんでも見ようかと思う

切り身の種類を説明しなくちゃいけない時、あと一種類だけわかんなくて「ブリとサーモンと、えっと、魚です」で乗り切った。お客さんは笑ってた

この覚えられなくてあたふたする感じ、めちゃくちゃ久しぶりだから楽しい。マクドはもう大抵のことは覚えてしまったし、なんなら自分は教える側だからあたふたできない。今のうちに、たくさんあたふたしておこうと思う
メモをしたけど感覚で覚える方が早そう

終電に乗る。次入る時は朝5時までだから始発かな
眠いけど寝たら寝過ごしそうで眠れない。だからこれを書いている
明日から4日間は撮影の手伝い、がんばります

240818