日記

プリントしなくちゃいけないものがあったから、コンビニに行った。小銭だけ財布から出してポケットに40円をいれる。

青い空の下をゆっくり歩いて、気分よく印刷機に向かったのに、想定外の事態が起きた。プリント代が思ったより高すぎた。
一枚しか印刷できなくて、もう一枚印刷しなくちゃいけないから、家に引き返した

母に「お金足りなかった…プリント代高…」って言ったら「40円のために帰ってきたの、かわいそうだね」って50円渡された。やったあ…

それで結局、もう一回コンビニにいった。自分の持っていた30円と母からもらった50円のおつりの10円で、合計40円がポケットにはいっていた
せっかくなら昔よく食べていたお菓子を買おうと思って40円ぴったりになる組み合わせのお菓子を探した
蒲焼さんとチロルチョコでぴったり40円になるはずだった

画面に表示された金額は、41円

え、きいてないな、なんだその1円
っていうことで、現金は40円しか持っていなかったので、結局PayPayで払った。くやしい
小数点とか、普段考えずに買ってるからそんなトラップがあるとは思わなかった

今日はあまりにも天気が良くて空が青いから海に行くことにした。ギターを背負って自転車に乗る
読まなくちゃいけない小説も持った。

海にはカップルと、鳥に餌をあげてるおじいちゃんと、小さい子と、水の中でずっと何かを探しているおじさんと、犬くらいしかいなかった
それをみながらヨルシカを歌ったりしていた

平日の昼間の海って、こんなに平和なんだ
しらなかった。そういえばいつかに出会ったホルンを吹くお兄さんは今日はいなかった。もしかしたら夕方ならいたかも

鳥の声と海の音と風の冷たさを感じながら目を瞑って、豊かな午後に感謝した。ギターに満足したら小説を少しだけ読み進めた。もう、ぜんぜん、読みおわない
今まで読んだことないタイプの文体すぎて、読むのにほんとに時間がかかる。村上春樹の小説を初めて読んだ時みたいな感じ

あ、そろそろみんなに手紙書き始めなきゃ
明日の夜からはじめよう

240311