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0969 埼玉県の「子供放置禁止条例」 推進強硬派も絶対反対派も 何かズレてるのではないかと感じます

今、地上波でもネットでも
かなり話題になっている
埼玉県の子供放置禁止条例

この条例の賛否を巡っての
議論を見て感じるのは
賛成派にも反対派にも
「何かズレてないか?」
というモワっとした疑問です

そもそもこの条例の目的は
「子供を守ること」ですが
反対派の言うことは
「大人目線」「大人の都合」
というようなものばかりで

夫婦別姓を巡る議論で
「親子別姓」ということには
触れずに大人の都合ばかりで
あーだこーだ言ってることと
同じように感じます

その一方でこの条例を
提出した自民党の「稚拙さ」
にも呆れるばかりです

法律でも条例でも
学校や会社の規則でも
共通しているのは
「大多数の人には問題なく
 一部の『困った人』を
 規制する」ことです

しかしこの条例案では
多くの人が違反対象になり
それに対して県側は
どのような対応をとるのか?

ましてや、報道では
そこに罰則規定もないようで
結局は形骸化してしまい
本来の目的を達成するどころか
「違反を黙認」ということに
なってしまうことに
提出した自民党議員は
気づかないのでしょうか?

学校でも多くの生徒が
守れないような規則を作ると
結局は指導できず
形骸化してしまうし
目につく生徒だけを
指導したなら「何で私だけ?」
と、学校への不信感が
大きくなるだけです

記事からわかることは
もしこの条例が可決されたら
「違反」になる人の数は
予想できないほど多いでしょう

だから、数が多すぎて
何もできずに形骸化するか
権力を背景にして
無理に守らせようとしたら
反発を買い、県への不信が
大きくなるだけでしょう

きつい言い方かもしれませんが
こんな条例を考えた
自民党の議員の人たちは
本当にヘタクソで頭悪いとしか
思えないのです

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