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0762 優れたリーダーは「人の利・地の利・時の利」の重要さを理解している

 優れたリーダーは
「人の利、地の利、時の利」を
常に意識し味方にします

簡単に言えば
同じことをやっても
「誰に(と)やるか」
「どこでやるか」
「いつやるか」によって
効果は全然違うということです

織田信長や豊臣秀吉をはじめ
歴史に名を遺した人は
それを理解していたと思います

史上最長政権を築いた
故安倍首相も同じです
菅さんや麻生さんなど
8年間を通して安倍さんを
支えてきた信頼できる人間や
逆にある意味敵でもある
二階幹事長や河野太郎外相も
うまく使っていました
選挙をやるタイミングも
絶妙だったのは
結果を見ればわかります

その選挙の演説のスタートは
必ず被災地の福島であり
最後は秋葉原としていました
サミットも日本の根源である
伊勢で行いました

このように
人、地、時の利を生かすと
効果倍増になりますが
逆にそこを間違ってしまうと
効果半減になってしまいます

今の岸田首相はその辺りを
わかってるのでしょうか?

例えば、今、岸田内閣に
「政治生命をかけて
 この人を首相にする」
と言った菅官房長官や
「俺の趣味は安倍晋三」
と言う麻生副総理のような
岸田さんを支える人が
いるのでしょうか?

この不安定な世界情勢の中
米国との関係が
最重要になってくるのに
外務大臣を林芳正氏にしたり

自分が任命した大臣等を
メディアや野党の圧力で
次々と辞めさせたり
「人の利」を生かせません

「地の利」についても
本人は広島サミットに
えらくご執心らしいのですが
これも、本当に「平和」を
アピールしたいのなら
長崎でするべきでしょう

広島は既に安倍政権の時に
オバマ大統領が訪問しました
「だから、次は長崎で」
となれば効果あるのに

広島で開催することで
「結局、地元が優先か・・」
と言われ効果半減です

「時の利」についても
「異次元の少子化対策」と
言った矢先に増税を言うなど
いろいろなことがありますが
今週「マスク解禁」を見て
「こんな花粉症が最悪の時に
 マスク解禁って・・・」と
つくづく岸田さんの
タイミングの悪さを
くしゃみをしながら
感じている自分です

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