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0995 自公政権の「バラマキ体質」の一因は 有権者側の「タカリ体質」にある ~政治はその国の国民のレベルを表す~

学校では、民主主義が
「best」な制度であるように
教える教師が多いですが
これは間違いです
長い長い歴史を経て作られた
「better」な制度であり
良い制度であるための
「条件」も必要が必要です
国民のレベルが低いと
民主主義は最悪な政治にもなります

政治とはその国の国民の
レベルを表すもの、と
言われてきたことは
まさに正解だと思います

今回、岸田自公政権は
またもや「減税」と称する
バラマキを行うようです

今、社会保険費を含めた
日本の実質税負担率は
「五公五民」に近い48%です

一言で言えば働いた分の半分は
持っていかれるということです
なぜ、ここまで高い
税負担になったのでしょうか?

今の自民党や公明党を
擁護する気は微塵もないですが
この「バラマキ体質」の一因は
耳が痛い話ですが有権者側の
「あれをくれ、これをくれ」
「給付しろ、補助金出せ」
という「タカリ体質」であると
言わざるを得ないと思います

バラまくためには
その金が必要であり
税金や社会保険費が
上昇するのは自明のことです

自分の金でないから
行かなくてもいい状態で
病院にいく老人が増えれば
保険料負担が増えるのは当然です

「教育の無償化」など
耳ざわりの良い言い方ですが
「税金で授業料を肩代わり」
というのが正しい言い方でしょう

「ワクチンをタダで打てます」は
「税金で払いますから・・」
ということですが
「無償化」や「無料接種」
という表の部分ばかり見て
その財源確保のための
税金や社会保険料の上昇を
考えない国民が多いと思います

南太平洋のパラオという国は
第一次大戦後から1945年まで
日本が統治しました
そのパラオの長老の方が
「日本人は魚を与えるのではなく
 魚の獲り方を教えてくれた
 パラオ人に働くことの
 大切さを教えてくれた
 戦後、アメリカはパラオに
 多くの金と物資を与えてくれたが
 パラオ人は働かなくなった」
と、僕の友人に話したそうです

「無償化」や「補助金」に
釣られる人が多い今の日本を見て
この話を思い出しました

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