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1254 体操日本代表 宮田選手の五輪出場辞退について思うこと

パリ五輪の体操日本代表の
宮田選手の不祥事が
メディアやネットでも
話題になっています

SNSやニュースのコメントでは
代表からはずすことは
当然だ、として宮田選手を
批判する声が多いですが

たかが喫煙や飲酒で
才能ある若者の芽を積むな、
という擁護の声もあります

この騒動を見て思うことが
幾つかあります

一つは「スポーツ選手は
こうあるべきだ」という
理想論というか決めつけと
それに対する批判が
非常に多いということです

しかし、それを論点にしたら
最終的には個人の好みや
考え方の違いによってで
感情のぶつかり合いになり

世間の声の大きさや
組織の構成員の考え方で
結論が変わってしまいます

だから、この問題を
考える時の「軸」は
日本体操協会や
オリンピック委員会等の
ルールがどうなっていたか、
という一点だと思います

報道によれば
強化合宿を行う際に
飲酒や喫煙の規定を
各選手に伝達して
選手もそれに合意して
参加した以上
代表停止は仕方ないと
自分は思っています

そして、もう一つ
気になることがあります
この問題が現行犯でなく
身近の内部告発によって
発覚した、という点です

このことは宮田選手本人か
体操協会のどちらかに
面と向かって注意できず
内部告発をせざるをえない、
というような状況や空気が
あったと考えるのが普通です

告発者がいたということは
周囲も知っていた可能性が
かなり高いと思います
日本代表とはいえ
まだ10代の女の子です
周囲に指導や注意をできる
大人はいたはずです

それなのに五輪直前の
この時期になって突然
問題が表面化してきたことに
このことが宮田選手個人の
問題だけでない気がします

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