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英語の絵本 "A Dark, Dark Tale" くら~い、くら~い・・・

私は絵本が大好きです。レッスンでも使います。こどものレッスンでも、おとなのレッスンでも。From Ilona's Libraryでは、わたしが実際に持っていて、レッスンでどんなふうに使ったのか、使う予定なのか、使いたいと思うのかなどを書いていこうと思います。絵本の読み聞かせをしたいとお考えの方やレッスンで絵本を使う・使いたい方、単に興味がある方などにお役に立てると嬉しいです。単なるfood for thoughtになるだけでも嬉しいです。

そのトップバッターを飾るのは、こちら!

"A Dark, Dark Tale" by Ruth Brown


この表紙、どうですか!?
もうすでにこわ~~い感じですね。年中さんくらいだと、表紙だけでちょっと固まっちゃうお子さんもいます。

とってもシンプルな英語です。たとえば、
見開きで
" In the wood, there was a dark, dark house." 
だけ。
そしてページをめくると、また見開きに、
" At the front of the house, there was a dark, dark door."
だけです。

絵が、最高にいいんです!こわ~い感じをすっごく醸し出していて。
もちろん絵だけではなく、読み聞かせるほうも、
怪談を読む感じで、こわ~~~~~い声音がいいですよね!

この絵本にこどもたちがのめり込むきっかけになるのは・・・

この本を読み聞かせるとき、子供たちがのめり込むきっかけがいくつかあることに、わたしは気づきました。ちょっと、ご披露しちゃいます。

読み聞かせるときは、表紙を見せる前から、
ちょっと子供たちと話をします。


わたし  Do you like cats?"  (ねこ好き?)
こどもたち Yeaaasss, とか Nooo とか
わたし Do you like dogs?  (犬好き?)
こどもたち Yeeeess とか Nooooとか
わたし How about mice? (ねずみはどう?)
こどもたち ミッキーは好きー、とかw

ここでちょっとネズミを出しておくと、
こどもたちがこの絵本のオチを理解できます!

なぜかというと・・・言わないでおきます! 

もう一つ大切なのは、
絵の中に何があるかを自由に言わせること!

小動物がちらほら見えたり、目だけきらっと光っていたり、
不思議な人形がいたり・・・こどもにとっては宝探し&お化け屋敷みたいなはず!
自由に発言させることで、みんなノリノリになってきます。

黒猫のあとをついていくよ、おいかけていくよ、と繰り返し、その気分にさせることで、お話の中に入っていくという体験・雰囲気がさらに強化されます!

最後は、ちょっとびっくりのエンディング・・・
でも言いませんね。w

見てみようかな?と思っていただけたら嬉しいです!







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