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共通テスト<英語・リーディング>を解いた感想 

共通テストが終わりましたね。受験生のみなさん、彼らを支えるみなさん、お疲れ様でした!
2020年に広がったパンデミック。
それに振り回された高校生活だった、という受験生が多かったのだろうな・・・と思うと、テストは、大学入試はうまくいっていてほしい!!
と心から願わずにはいられません。

さて、<英語・リーディング>を解いてみました。
私の生徒さんたちには高校生もいます。
最近は推薦入試で早々に進学先が決まってしまう生徒さんが多いので、共通テストでもさほど胃が痛くなりませんw。
それでも全員受けているので、明日以降「どうだった?」と
手応えを話し合うのが楽しみです。

せっかく解いたので、あくまでも私個人の感想ですが、
書いてみようと思います。

問題形式について


解きながら浮かぶのは、私の生徒さんたち・・・。Aさんはこういう論の比較、みたいな問題苦手だろうな。Bさんは実際に英語で資料をまとめて発表する授業をしてたね。Cさんはあと1年、なんとかもっと早く読めるように力をつけなくちゃ。

いわゆる以前の「センター試験」と違って、共通テストは「実用的な」英語を中心としています。

なので、日常的な場面で見かけるような「お知らせ」とか「ブログ」「ウェブサイト」などが設定場面になっています。また、ちょっと固めの「論説文」「発表資料」など。これらは去年と大差はないように感じます
 
たとえば・・・   

「アメリカに留学中。午後のアクティビティーについてのお知らせ」(第1問A)
「英語部で文化祭に『冒険ルーム』を作ることにしたので、あるブログを読んでアイディアを探す」(第2問B)

お固めのものの例は、
「学習方法について短い論説文2つ。一つ目は高校の先生が「文脈学習」の良さと「集中学習」の問題点を挙げており、2つ目はそれに応じる形で大学の先生が「集中学習」「分散学習」について述べる」(第4問)
「国際科学コンテストに出場するのでグループで準備中。ヤバい(笑)生物についての発表をするので自分のパートを準備する→ヤバい生物についての情報を読み、パワポのスライドを穴埋めする」(第6問B)

量について

そして、思うのはやはり、「量が多いなあ」ということですね。昨年とあまり量の変化は感じませんでしたが、それでも、高校生にとって、これだけの量の英語だけをひたすら読み続けるのは、慣れていない限り、結構きつい!ですね。「読解力」と「集中力」が重要!

難易度について

去年からの違いはあまり感じませんでした。答えの根拠を探すことに手間取る問題は見受けられなかった、という印象です。

英検2級に合格し、さまざまな種類の読み物に慣れる、とか努力をすれば大丈夫!もしくは、英検準1級に合格できている高校生なら問題なく解けると感じます。

共通テスト・来年に向けて

なので、これまで同様、共通テストで大学入学を目指す生徒さんたちに大切にしてほしいことは、こんな感じかなと、今思っています。

・読むだけでなく、書く・話す・聴く、を鍛えることで相乗効果を目指す。
・正確に読めるように文構造を理解する。秘技単語つなぎ合わせテキトー読みを早いうちにやめる。(時期によるかも)
・いろいろな英語の読み物を読むことを習慣化する→読んだら大切ポイントをメモる/人に話す、などアウトプットを意識する。
・語彙の強化に加えて、知らない単語を推測する知恵を身につける
・話の構造/展開を予測することができるようにするために、論理的に意見を書く練習をする。

Easier said than done. 言うは易く、行うは難し・・・ですよね。
だから、一緒に励ましながら頑張っていこう!改めて思いました★

読んでくださってありがとうございます!


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