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独習モダンカリグラフィー12時間の成長記録

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筆ペンでのモダンカリグラフィーを12時間でどこまで独学でできるようになるかチャレンジしてみた記録です。 マガジンTOPの4記事に全てをまとめきりました。 初期の頃は、試行錯誤中… もっと読む
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12時間でモダンカリグラフィーはどれだけできるようになるか?

筆ペンで描くおしゃれなカリグラフィーは12時間でどこまでできるようになるかの実験も残り1時間半のところで、当初目的のゴールのレベルは達成できたので、最後は思いっきり背伸びして格言カリグラフィーにトライしてみた。 結果はかなり上出来で、個人的には大満足のレベルにまで到達。 12時間チャレンジとして結果は良かったけれども、実際は非常に多くの試行錯誤を繰り返した12時間だった。そこで総括として、時系列にやってきたことや失敗、反省などもまとめてみる。 そんな試行錯誤より、短期間

ゼロから始めるモダンカリグラフィー速習講座1:準備編

短期間でモダンカリグラフィーを習得するにはどうしたらいいか?と聞かれた時に、こうすればいいよとサッと伝えるために記事をまとめてみることにした。 この記事は、カリグラフィー経験ゼロの状態から、脱初心者レベルくらいにまで、できるだけ効率よくサクッと駆け上がりたい人に向けたものになる。 ちなみに自分のレベルがどの程度かは、こちらの記事にあるとおりなので、過度な期待はしすぎないでいただきたい。(ちょっと弱気。) まずはじめにすべきこと最初にすべきは「目指す方向性」と「ゴール」の

ゼロから始めるモダンカリグラフィー速習講座2:実践編

カリグラフィーを練習開始する前に絶対すべきこととして、前回は3つの質問に答えて「目指す方向性」と「ゴール」の設定する方法について書いた。 今回はやっとペンを握ってモダンカリグラフィーの実践練習に入っていく。 モダンカリグラフィー習得の3ステップ最初にこのサイトに出会っていたかったぁぁぁ!と激しく叫んだほど、カリグラフィーの情報がまとめてあるサイト、Lettering Daily。 このチュートリアル記事を片っ端から読み込んでみて、おしゃれなモダンカリグラフィーを身につける

ゼロから始めるモダンカリグラフィー速習講座3:応用編

前回は、実践編としておしゃれなモダンカリグラフィーを習得する3つのステップについて書いた。 今回は応用編として、個人的に最初に知っておきたかったコツと、長いセンテンスのカリグラフィーのやり方についてまとめ、最後にフル活用した参考サイト一覧も列挙してみる。 個人的に最初に知っておきたかったコツ「コレを最初に知っていればもっと効率良くできたのに…」と思ったコツが何個かある。 自分のように練習開始してかなり時間が経過したあとに気付いて、小さくショックを受けることのないことを祈

もしゃもしゃの飾り文字を書き上げる前の最後の基礎練習

7つの基本ストロークの組み合わせだけで、モダンカリグラフィーの小文字アルファベットを規則正しく美しく書くことができる。そうわかったので、ここは基本に立ち返り、アルファベットを書く練習を再度してから、FlourishしたCalligraphy(もしゃもしゃ筆文字)で書きたかった英単語を書いてみることにした。 すべての小文字アルファベットは分解できるこのチュートリアルにあるように、すべての小文字アルファベットは7つの基本ストロークの足し算で出来ている。つまり基本ストロークさえし

筆文字もしゃもしゃ大作戦、始動。

もっと早くこの記事に出会っていたかった!と激しく思うほど、カリグラフィーの学び方がしっかりとまとめてあるサイトを見つけた。モダンカリグラフィーだけでなく、レタリング、昔ながらのカリグラフィーまで非常にわかりやすくチュートリアルがまとまっている。 もしカリグラフィーについて急ぎ学びたいなら、このLettering Dailyのサイトのチュートリアルを見るのが早いだろう。 モダンカリグラフィー習得の3ステップと現在の課題チュートリアル記事を片っ端から読んで、おしゃれなモダンカ

カリグラフィーの飾り文字はそんな簡単ではないと痛感した

インパクトのある飾り文字の作り方を自分なりに分析してまとめたので早速実践してみることにした。だが「言うは易く行うは難し」をペンを握りしめて数分で痛感することになるとは思わなかった。 筆ペンカリグラフィで書いた普通の文字をアーティスティックな飾り文字に変えるポイントは前回の記事に書いた3つ。 1. 文字に躍動感を与える流れるような線をつける 2. 文字のアクセサリーとなる丸ポチなどをつける 3. 文字の周りにアクセントの絵をつける 早速、書けるようになった普通の文字に流れ

通常の文字を「飾り文字」に変える3つのポイント

インパクトのあるアーティスティックな飾り文字が書けるようになりたい。 そう気づいたものの、その書き方がわからない。 今までのカリグラフィーの練習の時に使っていた「書き方お手本」のようなものは無い。 「通常の文字」とインパクトのある「飾り文字」との違いとは何だろうか? 自分の嗜好にあった飾り文字や気に入ったフォントと通常の文字を比較しながら「飾り文字の必要要素」を洗い出してみることにする。 1.Khinta Scriptフォントのサンプル画像との比較現在、筆ペンカリグラ

小さな違和感の背後には案外まだ言語化できていない大切なことがあったりする

筆ペンでカリグラフィーをはじめて約4時間が経過。 前回の練習で気に入ったkhinta scriptフォントの文字も少しづつ書けるようになってきた。 しかしまだうまく書けるときと、うまく書けないと、書き上がりにばらつきがある。そこで今回はAからZ,&までの文字を書く練習をもう数回したあと、実際に英単語を書いてみることにした。 筆ペンでアルファベットを書くコツを得てきたこともあり、約40分ほどでアルファベットと書きたい英単語のHappy BirthdayとThank youを

なぜ今の時代に手書きでカリグラフィーを書けるようになりたいのか

このデジタルが基本ご時世、サクッとフォントを変更するだけでいくらでもカリグラフィーの文字は出せるし、美しいフォントも溢れている。 今さら、筆ペンで美しいカリグラフィーの文字が書けることなんて何の役に立つのかと言われそうだ。少なくとも少し前の自分の心の声は激しくそう叫んでいた。 しかしデジタル主流の時代だからこそ、アナログのスキルは時に強力な武器になると考えるようになった。 少なくなってきたけれども、未だに紙に手書きでメッセージを書く機会はあると思う。 送別会で渡す色紙

できるだけ早くポジティブにあきらめる。

結論から先にいうと、筆ペンカリグラフィーで挫折したという話。 この記事の草稿段階では、楽しく準備し頑張る内容を書いていたのだが、書き終える前に早々にあきらめることになった。 美しいフォントを見つけ、練習準備を整えるこんなフォント、書けたらいいなと思えるフォントを探して見つけたのが、Hatachiフォント。 端のまるポチやくるんとした部分などが、「これぞ!カリグラフィー!」と個人的に思えて、早速ダウンロードし、練習用に点線ガイドをつけた画像を作成する。 練習開始やる気満々

筆ペンカリグラフィーに挑戦してみる。

12時間チャレンジ第2弾は、筆ペンモダンカリグラフィー。 自分が12時間チャレンジをやりはじめた経緯はこちら。 カリグラフィーは以前から興味があったものの、特殊なペンを何本もそろえる必要があるからと躊躇していたら、なんと筆ペンでできるモダンカリグラフィーなるものを発見! 使うのは筆ペンのみ。これならお手軽にはじめられる。 しかも、このぺんてるの筆ペン持ってる! たまたま冠婚葬祭の袋に書くために以前買ったものがこんなところで日の目を見るとは。ここぞとばかりに12時間でど