【アート番組ウォッチ】明日6/9のNHK日美は、高階秀爾回!

私の記事では人名に敬称等は極力省く方針です。ご了承ください。

見逃し配信化も進んできたので、初放見逃してもなんとかなることが多い昨今ですが。


どの本を読んでも毎回その読みやすさと内容の鋭さ広さに感服し、書き手としての美術史研究家のお手本あるいは最高峰は、この方だろうと勝手に思っている、高階秀爾(たかしなしゅうじ)。

※1冊だけ紹介するなら、私はこれを推したい。『本の遠近法』。


今まで本でしか接したことがなかったのだが(私に限らず大多数の人はそうだと思うが)、なんと明日のNHK日曜美術館に出演するという!

既にシリーズ録画予約しているが、万一の録画エラーまで考え二重に録画しておきたいほどである。そんな機材は持ってないが。


今年度NHK日曜美術館の番組リニューアルで、いわゆる作家・作品・展覧会等イベント以外に、このような美術史家も特集するようになった模様。前回6/2初放は辻惟雄だった。


別に連続でなく時折で構わないが、この路線で次はどなたが取り上げられるか。そのあたりも興味が湧く。しかし個人的(ほんと個人的に)には高階秀爾以上に取り上げてほしい人物は思い浮かばない。ので、ひょっとして早々と2回目でピークになってしまいそうなのが、一視聴者としてこわい。


ここまで持ち上げたなら、視聴後に感想も書くべきか。多分初出ではなく既に公にしている見解(それもおそらく多くは先日復刊した『名画を見る眼』の内容が中心だろうが)のまとめのような番組になるのではないかと思うので、それなら極力出典をしっかり表示(テロップでも最後のクレジットでも)して欲しい。と、既に番組制作終わってる段階で言っても、間に合わないか。


以 上


誠にありがとうございます。またこんなトピックで書きますね。