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【立体研究図鑑 キャラクターvol,4】[note0047]

こんにちは。

少し寒さも落ち着いてきたのかな?これぐらいが寒さのピークだと思っている「お絵描き研究家Ryo」です。
結局ダウンジャケットはまだ着ていません笑


僕はイラストのお仕事をしたり、デザインのお仕事をしたり、うさぎ雑貨とキャンドルのお店を経営しながら雑貨作りをしたり、生徒さんにビジネスアーティスト講座(絵の描き方・物語の作り方・販売方法などのレッスン)をしたりしています。

このnoteでは「退屈な日常に楽しさを。一般人でもクリエイターになれる!」をモットーに。
「1人でも多くの方の人生を楽しく出来るように、誰かの可能性のきっかけになるように」と、そのきっかけの1つとして絵を通じてお伝えしたいということで配信しています。

◇◇◇◇◇◇

1.はじめに

今回は【立体研究図鑑 キャラクターvol,4】ということで、前回の続きになります。
キャラクターを描く為に立体を理解していこうというレッスンです。

前回の記事はこちら【立体研究図鑑 キャラクターvol,3】

では、はじめます。

2.角度が違うと顔はどう見えるか理解する

初心者が最初に難しいと思うのは、顔が正面しか描けないことでしょうか。
それか、少し斜め向いた顔だけのように、1つの角度だけでしか描けないことが多いと思います。

まずは簡単な立体から理解していきましょう。

体は正面で、顔だけ少しづつ違う角度で描いてみました。
参考にしてみてください。
練習される方は、同じように真似して描いてみてください。
真似する時は考えながら描いて下さいね。

考えて描くというのは、「上を向いたら目はこうなって、耳はこうなるのか。」など、頭の中で動かしてみるような感じでイメージしてみてください。
ただ描き写すだけだと本当に意味がありませんので、それだけはやめておきましょう。

立体研究キャラクター3-1

立体研究キャラクター3-2

大体これぐらいやっておけば大丈夫ですね。

耳のついている感じが分かりにくいという方に、耳だけの絵を描いておきますね。
耳の形はわかりやすいように、厚みのある板のように表現しています。

頭に付いている感じは、うさ耳カチューシャのようなものをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

立体研究キャラクター3-3


3.パーツがどのようについているか理解する

体のパーツもそれぞれどのようについているのか、そしてどのように動かせるのかを理解しましょう。
これが理解できれば、形さえ変えれば複雑な絵も描けるようになってきます。
まずは単純な形からの理解を頑張りましょう。

パーツが付いている、動かせることが出来ることをイメージするのに、デッサン人形をイメージしてみましょう。
こういう物です。

立体研究キャラクター3-4

それぞれの関節部分に球体があります。それを軸にぐりぐり動かせるという事です。
実際の関節と違うのは、曲がらない方向にも曲げることが出来てしまうという事ですね。
関節は逆には曲がりませんが、このデッサン人形は曲がります。
つまり、人が出来ないようなポーズをとることが出来てしまいます。

そこにだけ注意しておけば、描きたいポーズをさせて、それをもとに自分の描きたいキャラクターを描いていけば練習出来ます。
これに頼りすぎるのも良くないかもしれませんが、形を理解していくのに、デッサン人形を使って色んな角度から色んなポーズをさせて描くことが出来るので、絵を描く人は1つは持っていてもいいかもしれませんね。

一応デッサン人形のリンクを貼っておきますね。


最近はこういうリアルなものもあります。
人を描く時に便利ですね。


あとは、こんな凄いものもありました。

かなりリアルなポーズをとることもできますので、ここまでいけばポーズ集などの本は必要なくなるかもしれませんね。
これは持っていないですが、かなり欲しいです。


デッサン人形って調べてみると色々ありますね。
他にはフィギュアやぬいぐるみを参考にするのも良いと思います。

では、続けますね。


4.腕などのパーツがどのように動くか理解する

先程の最初のデッサン人形の関節部分の球体を思い出してください。
それが、イメージ出来れば、体のパーツを動かしやすくなります。

立体研究キャラクター3-5

この「うさぎの絵」には、体のどこに球体を置けばいいでしょうか?
少し考えてみてください。

・・

・・・

・・・・

・・・・・

わかりましたか?
では、やってみましょう。

立体研究キャラクター3-6

大体これぐらいあれば色んな動きが出来ると思います。
では、それぞれを軸にどういう風にパーツが動くのか見てみましょう。

立体研究キャラクター3-7

上にあげたり、横に倒したり、手前に上げたりと、色々やってみました。
前に倒したりするときは、パーツの形が理解できていると簡単に描けます。
先程、耳だけの説明をしたので、分かりやすかったのではないでしょうか?


5.体をひねってみる

色々とパーツを動かしてみましたが、これだけで全ての動きが出来るわけではありません。
もしかしたら、複雑な動きをする場面も登場するかもしれません。
その時に頑張って描くことに挑戦してみる、ということも大切なのですが、前もって色んなポーズを練習しておけば、本番ではさらさらと考えながら描くことができます。

そこで、一番多い動作、一番動きがあるように見える動作を描いてみましょう。
それは「ひねる」という動作です。

みなさんまわりにある色々なイラストを見てください。
きちんとまっすぐ立っているだけのキャラクターの絵って少ないことに気付いていましたか?
よく練習でキャラクターを描く時に「気をつけ」のポーズを描く方が多いですが、これが実はあまり登場しないポーズなんですね。
自分たちでさえ、日常であまりそんなポーズしませんよね?

動きが合ったり、迫力があったりするイラストのキャラクターは、いろんな「ひねり」をしたポーズをとっています。
これができれば、一気にプロっぽい絵になりますよ。

では、少しやって見ましょう。

立体研究キャラクター3-8

どうですか?
少し「ひねる」動作を加えただけで、キャラクターが生き生きして見えるたと思います。
ただし、これをやる前には、それぞれのパーツがどんな形かを理解していないといけません。
パーツが色々な方向を向くことになるので、パーツの裏側や側面が見えるのです。その側面や裏側などが描けないことにはポーズをとらせるなんてことはできません。


6.いろんなポーズをとってみる

パーツの形、立体を大体理解できていると思いますので、色々なポーズをとらせてみて今回は終わりたいと思います。
これが描けたら、自分の考えたキャラクターにも、同じようにポーズをつけてみてください。
きっと生き生きしてくると思います。

立体研究キャラクター3-9


7.あとがき

少しずつ難しくなってきましたが、皆さんついてこれていますか?
これぐらいから、「まだ簡単♪」という方と、「もう難しい!」という方に意見が分かれてきそうですね。

難しいと思われた方は、どんどんコメントで質問してくださって構いません。その時は、別の記事で説明をしていこうかと思います。

次回からは、細かいパーツなどを説明できればいいなぁと考えています。
例えば一番多そうな「目」とかですかね。
色々考えておきます。

◇◇◇◇◇◇

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題材に出来そうなお話しは、今後記事として配信していきたいと思います。


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