【立体研究図鑑 キャラクターvol,2】[note0039]
こんばんは。
最近の晩御飯が鍋になりがちな、お絵描き研究家Ryoです。
簡単に出来て美味しいのでついついやっちゃいます。
僕はイラストのお仕事をしたり、デザインのお仕事をしたり、うさぎ雑貨とキャンドルのお店を経営しながら雑貨作りをしたり、生徒さんにブランド作り(絵の描き方・物語の作り方など)のレッスンをしたりしています。
このnoteでは「退屈な日常に楽しさを。一般人でもクリエイターになれる!」をモットーに。
「1人でも多くの方の人生を楽しく出来るように、誰かの可能性のきっかけになるように」と、そのきっかけの1つとして絵を通じてお伝えしたいということで配信しています。
はじめに
今日は【研究図鑑】をやっていきたいと思います。
【立体研究図鑑 キャラクターvol,2】というテーマでやっていきますが、キャラクターと言いましてもどこかのキャラクターを出すわけではありません。
著作権のこともありますので、なるべく自分で描くオリジナルのキャラクターで説明していきます。
そもそも【キャラクター】とは何ですか?
ちょっと調べてみました。
漫画,アニメーション,小説などに登場する人物や動物などについて,その名称,姿態,容貌,性格,役柄その他の特徴の総体として,読者等によって一定のイメージとして感得されるもの。
また,そのようなイメージを生成するものとして創作されたものをいう。
「あの人はあんなキャラだから」といった話をしたことがあると思います。
「あの人、あんなキャラだったっけ?」なんてことを話したこともあるかもしれません。
こういうのもキャラクターですね。
そういう内面的な意味のキャラクターは、別の機会に記事にするとして、今回は見た目のキャラクターについて進めていきます。
まず、キャラクターを描くにも立体の理解が必要です。
このお話しは前回やりましたので、まだ見てない方はまずそちらからどうぞ。
【立体研究図鑑 キャラクターvol,1】
それぞれの形を決める
形を知る、形を決めるというお話しをしましたが、実際にやっていきましょう。
毎回登場していますが、今回もこの「うさぎ」に登場していただきましょう。
この「うさぎ」のパーツを別々に分解してみます。
バラバラになりました。
後ろに隠れていた尻尾もパーツとして描いています。
絵を描くときは、こんな風にパーツをそれぞれ別のものとして考えます。
慣れてくれば、全体の形をイメージできるのですが、最初はこの【パーツをバラバラにする】という作業をして考えてみましょう。
こうすることによって、何が分かるかというと、全て単純な形で出来ているということが分かります。
今回のパーツは、簡単でシンプルな絵だったので想像しやすかったかもしれません。
複雑な物になっても、この【パーツをバラバラにする】という作業をすれば、形を理解できます。
それぞれの形を理解する
1つずつ形を理解していきましょう。
まずは簡単な頭から。
「うさぎの絵」の頭のは丸です。
そして、どこから見ても丸です。
これは僕が決めました。
最初に決めておかないといけないのは、前回お話ししましたね。
実際は、色々な角度の資料などをかき集めたり、実物を観察して形を見ていきますが、まずは形の理解ということでやっていきます。
【第2回 写真に落描きしながら立体を理解する方法】で説明した方法でやっていきます。
まだ見ていないない方はこちら。
【第2回 写真に落描きしながら立体を理解する方法】
実際にやっていきます。
地平線のお話しなどをしましたが、ここではそれぞれのパーツの中心に横線や縦線が入ると思ってください。
他のもやってみみたいのですが、もう少し形を簡単にしましょう。
耳の形や、手足や体って、途中で切れていますよね?
それを修正します。
これで単純な形になりました。
なぜこの形になったかは、それぞれ説明していきます。
体のパーツ
体(胴体)のパーツについての理解をしていきます。
この「うさぎ」の体(胴体)は、何の形に似ていますか?
ちょっと考えてみてください。
わかりましたか?
僕は「卵」の形に似ていると思いました。
他には、「アボカド」の形に似ているといったように、それぞれ想像した形があると思います。
そんな感じで、自分のイメージできる形に置き換えてみてください。
そして、誰でもイメージできる形と言えば、丸・三角・四角です。
とりあえずこれで全ての形ができていると思ってください。
それらを立体に置き換えてみましょう。
丸は、球体。ボールの形ですね。
三角は、三角錐。ピラミッドのような形。
四角は、立方体。サイコロの形。
それぞれの形をイメージできますか?
これが立体を頭でイメージするということです。
全てのものをイメージ出来れば、描くことができるということです。
そのために、簡単な形の立体を描けることが前提。
それは、この「うさぎ」をバラしたパーツをそれぞれ描けるようにしていきましょう。
先程イメージした「卵」の形を描きましょう。
「卵の形」というのは、丸と三角で作れます。
丸を描いたら、その丸の真ん中辺りに三角を描きます。
丸の上に三角が飛び出た形になります。
その三角と丸を滑らかに繋げると、卵の形になります。
この「滑らかに繋げる」という描き方は、今後色々な所で登場するので、覚えておきましょう。
角のある形に丸みをもたせるイメージ。
全体を風船で多い、適度に空気を入れるといった説明で伝わるでしょうか?
この「卵の形」は、正面と横、後ろ、どの向きにしても形は同じに見えます。
皆さん「卵の形」は知っていると思いますので、この形はわかると思います。
ただし、これだけで「卵の形」の全てを伝えられるでしょうか?
例えば、上からや下から見るとどうでしょうか?
こんな感じで、丸になります。
こういう簡単な形でも伝えるには最低限これだけの絵が必要になります。
「同じような絵があるから、減らしてもいいんじゃない?」って思う方もいるかもしれませんね。
では、こういう場合はどうでしょうか?
少し形が変わりました。
こういうこともよくあります。
正面と後ろだけでは伝わらないことがあるということが分かります。
全く知らない物を1枚の写真を見ただけだと立体が作れないのは、こういうことがあるからなんです。
もちろん知っている物だと、横からや後ろから、上からなどの形を理解しているので、立体が作れます。違う角度の絵も描けますね。
先程の写真の形を使っていきましょう。
「卵の形」からは少し変わってきましたね。
次は、顔と同じように線を引いていって形を理解していきましょう。
僕も実際引いてみたところ、難しかったです。
上から見た線が一番悩みました。
膨らんでいる所が線の間隔が広くなります。
これを考える事によって、より形の事を意識するようになります。
ちょっと 陰っぽく線を描いてみます。
こっちの方が分かりやすいかもしれません。
「影」と「陰」も違いがありますが、物の暗い部分につくのが「陰」
その物にはつかずに、地面や壁など、光にさえぎられて暗くなる部分を「影」という風に理解してください。別のものに「影」が出来ることもあります。
その物以外に出来るのが「影」
その物自体に出来るのが「陰」
では続けますね。
陰の描き方は、まず光の当たる方向を決めないといけません。
さっきの絵は、画面の左上から当てているイメージです。
光のシャワーを浴びているイメージをしましょう。
光が当たっている所が白くて、当たっていない所に影の線を描いていきます。
色で表現するとこんな感じです。
◇◇◇◇◇◇
あとがき
今日は【立体研究図鑑 キャラクターvol,2】というテーマでお話しをしました。
まだ全然途中ですが、長くなりそうですので少しずつやっていきますね。
もし、今回の研究で間違っていることなどがあれば、どんどんコメントで指摘してください。
その都度変更していき、より正確な内容にしていきます。
◇◇◇◇◇◇
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こういうことは隠さずに言っておきますね笑
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質問や、話してほしいテーマや絵で悩んでることがあれば、そういうコメントも大歓迎です。
題材に出来そうなお話しは、今後記事として配信していきたいと思います。
今回も見ていただき、ありがとうございました。
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