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イラストレーターとして収益を得るための3つの方向性

こんにちは!

イラストレーターを目指す方、イラスト好きの方に向けて参考になる情報をお届けしていく「イラストレーターライフ」事務局です。

今回は、イラストレーターとして収益を得るいくつかの方法を改めてご紹介します。

イラストレーターとして収益を得る方法を大きく分類すると、

  • コミッション(仕事として依頼を受ける)

  • ストック型

  • 販売

の3つの方向性に分けられます。

それぞれ見ていきましょう!


(1)コミッションとしてイラストを描いて収益を得る

コミッションとは、仕事として依頼を受けてイラストを描くことです。

イラストレーターという仕事を想像したとき、一番イメージしやすいのはこの方法でしょう。

依頼を受けるためには、

  • ホームページやポートフォリオに作品をまとめて見てもらう

  • 展示会やイベントに出展して見てもらう

  • SNSに作品を発信して見てもらう

  • コミッションサイトに登録して依頼を待つ

など、まずはイラストレーターである自分自身を知ってもらったり、イラストレーターとしての実績を積み重ねていく努力が必要になります。

ただクオリティの高い作品を作るだけでは足りません。その作品を届けたい人にしっかり届けることが重要になります。

「イラストを描く」というスキルと、「作品を届ける」スキルはまったく別の領域になるため、ここで挫折してしまうイラストレーターさんも少なくありません。多少なりとも、マーケティングやPRの知識を身に着ける必要が出てきます。

ただ、マーケティングスキルを極める必要はなく、「最低限やっておくべき基本」を押さえるだけでも、ほかのイラストレーターさんと差別化することができるでしょう。

※イラストレーターのマーケティングやブランディング、ホームページの作り方などについても追々、解説したいと思います!

コミッションサイトとしては、

などが代表的です。得意とする絵柄などによっても使い分ける必要があるため、これについても別の記事で解説したいと思います。

(2)ストックイラストを描いて収益を得る

コミッションが依頼を受けてイラストを描くのと対照的に、ストックイラストは自身が主体となってイラストを描いて、素材として公開していく方法です。

「イラスト素材集」をイメージするとわかりやすいかもしれません。

ストックイラストのサービスとしては、

などが代表的です。

「いらすとや」さんのように、自分のウェブサイトで素材を配布することもできますが、サイトに集客して実際にイラストを使ってもらえるまでには、相当な時間とノウハウが必要なため、あまりオススメしません。

まずは代表的なストックイラストサービスに登録して、少しずつ収益を得られるように、ステップを踏んでいくのがいいでしょう。

Adobe StockやShutterstockは、グローバルで認知度のあるサービスで、ビジネス領域でよく使われています。逆に、イラストACは日本国内の認知度は高く、主に個人利用や小規模なビジネスに使われている印象です。

自身のイラストをどのような場所で使ってほしいか、を意識して登録するサービスを選ぶといいかもしれません。

ストックイラストの場合、主に、「イラストがダウンロードされた回数」によって収益が発生します。条件にもよりますが、1回使われるごとに数円~数百円のケースが多く、はじめたばかりのころは、それほど大きな収益にはなりません。しばらくは、ほかの収益方法と組み合わせて使うといいでしょう。

ストックイラストは、自分のペースで取り組むことができるので、副業や趣味としてもはじめやすいジャンルです。

(3)イラストを販売して収益を得る

イラストを売ることで直接的に収益を得る方法もあります。

例えば、

  • 展示会やイベントでイラストを販売する

  • イラストをLINEスタンプにして販売する

  • イラストを印刷してメルカリで販売する

  • イラストでグッズを作ってECサイトで販売する

などなど、ほかにも多数考えられます。

最初のステップとしては、「イベントやマーケットプレイスに乗っかる」のがおすすめです。

例えば、フリマイベントに出展したり、LINEスタンプや着せかえを販売する方法です。なぜなら、販売するにあたって一番苦労するのが「集客」だからです。

すでにファンやフォロワーをたくさん抱えているイラストレーターさんであれば話は別ですが、そうではない方がいきなりグッズを売り出したり、絵を販売してもなかなか気づいてもらえません。

イベントやマーケットプレイスには、すでに対象となるお客様がいる状態なので、集客面に割くパワーや時間を減らせます。その分、作品の数を増やしたり、販売・告知方法を工夫するなどに時間を使うことで、収益を伸ばすことができるわけです。

もちろん、既存の場所に出展して販売する以上、ライバルも多くなるのですが、全くお客様がいない場所よりはずいぶんマシです。

まとめ

今回は、イラストレーターとして収益を得るためのいくつかの方法をまとめてみました。

紹介したのは、代表的なパターンのみでしたので、そのほかのやり方についても追々、記事にできればと思います。(イラストレーターとして企業に勤めるなどの方法もある)

今後も、イラストレーターに関連するトピックスをお届けしていきますので、興味がありましたらフォローをお願いいたします。

(イラストレーターライフ事務局)


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