防音室をDIYする①

防音室。

最近では段ボールで組み立てるものもあったりと進化してますよね。でもやっぱり、高価・・・。YAMAHAとかのちゃんとした防音室だとほんと高いよね…。性能はやっぱりしっかりしてるんだろうけど・・・手が出ない。

って思ったらやっぱ作るしかないですよね。
今回の記事に書くのは4代目かな。4個もこんな大がかりな箱を作ってると、やっぱそれなりのノウハウがあります。ので、まずは防音についてちょっと書いていこうと思います。ここで紹介していく防音室はあくまで、デッドな空間を作り、外部の音を極力遮音し、夜中でもボーカル録音、ギターの録音ができるレベルのものを言います。そして、こんな高いもの買えないけど、何か代替物は・・・!?的なところをクローズアップしているので、身近にあるものであったり、安価で効果のあるものを使っていきます。なので製品の物と比べてダッサ!とかいうのは無しでお願いしまっす(/・ω・)/

まずは吸音について。
昔お世話になった事務所のしゃっちょさんは、トランペット吹きだったんですけど、河原で吹くのがどうしても恥ずかしかったらしいんですね。で、どうしてたかというと、布団を被って練習していたそうなんです。そう。布団最高。あったかいし、吸音効果もあるなんて・・・。あ、きっと高級羽毛布団じゃだめです。硬くて重たい綿とかで出来てる掛布団ね。まあ思い出してみれば、ドラマでも枕使って殺人したとき叫び声があんまり聞こえないシーンを見ると音の吸収率は比較的よさそうですよね。ただ真夏に布団被って歌ってたら、まず死んじゃいますよね(/・ω・)/ 

次は遮音について。
遮音は字のごとく音を遮ること。吸音とはまた違うもの。音を遮るのに必要な要素は、厚みであったり硬さ、重さ。厚さがあって硬い・・・そう・・・コンクリート最強。でも部屋にコンクリで壁なんて作れっこない。大家さんに殺されるでしょ?。よく工事現場に行くと、遮音シートってのが足場にかけられていることがあります。中でどんがちゃどんがっちゃやってる音を少しでも遮るためにしているんでしょうね。でね、どれくらいお値段するのかなって見たら、そこそこ高い。そしてなにより、重たい。シート自体の密度がきっと高いんだろうね。なので、こいつを使用するのもちょっと現実的ではないかなー。

防音室をしっかりと効果的なものにするために必要な要素は、
①しっかりとした壁(遮音)となるもの。
②防音室内でしっかりと吸音できるもの。
が、最低限の必要になってくるんだと思います。

以上2点を踏まえ安価に作っていく・・・。ってなるともうほんと選択肢ってあんまないです。アイデア勝負といったところでしょうか・・・。

しかも、わたしは大工さんではないので、ましてやお世辞にも器用な方でもないし、大雑把。どうやって密閉空間を素人がそこそこに作れるかをめっちゃ考えました。んで、今回書いていくのは、『壁を3枚作って「コ」の字に配置、繋げて、天井つけてドアつけよう』作戦でつくったやつを紹介していきますよ。

 

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