美容業を初め、およそ一年経った。 それでと同時にカメラを購入し、人に焦点を当てた撮影を半年行った。 髪はその瞬間美化し、写真は記憶を美化する。 私自身、人間を美しくすることは自信がある。 しかし私の作品は私が中心としコンセプトを考える。私の21歳までの人生を最も鮮明に映し出せるから。 この先、業種が変わっても根本的な考えは変わらないだろう。 それでは。
今日散歩をしていた。 駅の前で何かわからない楽器を前に一人の男性が居た。 傍観者すら居なく、私は正直誰が見るんだろうかと思っていた。 そこに一人の女性が見にきた（僕と同年齢くらいだろうか) よくわからない楽器を前になんの躊躇いもなくお金を払い、当たり前のように演奏者とともに楽しそうに燥いでいた。 何故だろう。 その女性がとても綺麗で、羨ましく思えた。 嗚呼、そうだ。 僕もこんな人になりたかったんだ。
