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【UFJ編】相続手続きの流れ体験談

UFJ銀行の相続手続きの流れです。
遺品整理をしていたら、突然UFJの通帳のみが出てきたのがきっかけで
手続きをすることになりました。

以下はあくまでも私が行った際に流れであること、
支店や担当者によって対応が変わったりルール自体が変更になることもありますので、参考程度にしてください。

相続手続きのヒアリングはZOOM的なオンライン面談だった

たまたま帰り道にUFJの大きい支店があったのでダメ元で入ってみたら、
本当にラッキーなことにそこに立っていた案内の男性が『あー、じゃあ今なら直接そこでオンライン面談してください』とすぐ別室に案内してくれました。

窓口で面と向かっての相談ではなく、オンラインで直接相続の部署のスタッフと会話ができ、複雑な事情を話したり必要な書類を教えてもらえたりしたので、UFJの相続手続きスタートは比較的ストレスが少なめでした。

オンライン面談も原則『来店予約』が必要

本来は『来店予約』をして面談の予約を入れるのが正しい手順です。
ただ、たまたまこのようにすぐに通してくれることもあるので、
来店予約が取れなかったからと言って諦める必要はないかもしれません。

ただし現在、
銀行の窓口は予約をしていない人は徹底的に後回しにされます。
長時間待つことに同意する、みたいな書面にサインさせられますし、
整理券を発行したあとは外出NGで、外出したら整理券をいったん破棄しなくてはいけないルールになっています。

窓口にそもそも人がいないのがデフォルトで、理不尽な顧客などを物理的にブロックしながらサービスを合理化させたんだな、という印象でした。

来店予約さえとっていれば問題なく窓口で相談できますので、
『銀行は現在、来店予約が必須』ということを頭に入れていれば特に困らないでしょう。
なお、来店予約は1か月先まで埋まっていることが多いので、
早め早めに予約は取りましょう。

相続人が海外在住者の場合必要な書類

UFJ銀行の残高を相続するケースで、相続人が海外在住者である場合、
海外から持ってくる必要のある書類は以下2点です。

  • 在留証明書

  • 署名証明

どちらの書類も在外公館(居住国の日本領事館や大使館)で発行してもらう書類で、日本国内では取得できません。
そしてこれらが無いと、一切手続きは進みませんので絶対に在留国で取得してきましょう。

相続手続きの流れ

1,オンライン面談で必要な書類を渡される

最初のオンライン面談の時に、
自分たちの相続において必要な書類を出力してもらえます。

夫の場合は被相続人が日本在住の日本国籍者、
相続人の一人が外国籍、二人が日本国籍保持者だが
住民票は全員海外、という銀行員さんごめんなさいみたいなケース。

それでも専門部署の方だったので慌てず正しい案内をしてくれました。

預金額が少なかったため、遺産分割協議書は不要で、
UFJ側が指定した書類を記入し、後日その書類を窓口に提出することで、
不備がなければ二週間後くらいに指定された銀行に送金、という流れのようです。

2、海外から持ってこなくてはいけない書類

上にも書きましたが、相続人が海外在住者の場合、
住民票の代わりになる『在留証明書』と、
印鑑証明の代わりになる『署名証明』を
海外の日本領事館から取得してくる必要があります。
日本国内では取得できません。

これを忘れると相続手続きは一切できませんので、
本当、忘れないようにしましょう。

必要書類を記入して、在留証明と署名証明を合わせて窓口に後日提出しに行きます。その際も必ず来店予約をしましょう。

在留証明と署名証明の原本は、UFJ側がコピーを取ったら返却してもらえます。

3,不備がなければ指定の口座に振り込みされる

以上の手続きに不備がなければ、
数週間後には指定の口座に振り込みがされます。
今回は夫が日本在住の時に持っていた日本の銀行が生きていたのでその口座を指定口座にしましたが、これが無かったらおそらく国際送金でブラジルの銀行に送られてくるのかなと思ってます。

現在はまだ受付をして処理中なので、何らかの結果が出たらまたこちらに追記したいと思います。

以上、相続人が海外在住のケースのUFJ銀行の相続手続きの流れでした。



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